会議の議事録作成、本当に面倒ではありませんか? 録音した音声を聞き返し、必死にタイピングし、さらにそれを要約する…。その作業だけで1〜2時間かかってしまうことも珍しくありません。「この時間を他の仕事に使えたら…」そう感じているビジネスパーソンは多いはずです。
そんな悩みを解決するガジェットとして今、大きな注目を集めているのがAIボイスレコーダー「PLAUD NOTE(プラウドノート)」です。録音するだけでなく、AI(ChatGPT-4搭載)が自動で文字起こしから要約まで行ってくれるという夢のようなデバイス。
しかし、本当に「買う価値」はあるのでしょうか? 「文字起こしの精度は?」「結局、月額料金がかかるんでしょ?」といった疑問も尽きません。
筆者が実際に1ヶ月間PLAUD NOTEを使い倒して感じた本音のレビューと、利用者のリアルな口コミを徹底的に調査した結果をまとめます。良い面も悪い面も包み隠さず解説しますので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
AIボイスレコーダーを徹底比較もしてますのでこちらもご覧ください
所有資格:Google AI Essentials
- PLAUD NOTE実機レビュー!ディレクターが使い倒して見えた本音
- PLAUD NOTEの評判まとめ:利用者はどう評価してる?
- 調査で判明!PLAUD NOTEの良い評判と4つの主要メリット
- 購入前に要確認!PLAUD NOTEの気になる評判と2つの注意点
- PLAUD NOTEの導入を特におすすめしたい人
- PLAUD NOTEの購入を「待つべき」人
- 「PLAUD NOTE PRO」との違いは?あなたのスタイルに合ったベストな選択肢
- PLAUD NOTEはどこで買うのが最安?公式・Amazon・楽天を比較
- PLAUD NOTEに関する「よくある質問」
- PLAUD NOTEの評判から見えた「議事録の時短」を叶える強力な相棒
PLAUD NOTE実機レビュー!ディレクターが使い倒して見えた本音
結論から申し上げると、PLAUD NOTEは「クライアントワークの効率を劇的に変えるデバイス」です。ただし、万能ではなく、いくつかの「割り切り」も必要です。
私は業務上、クライアントへのインタビューやSEO会議、ホワイトペーパー作成のためのヒアリングなど、日常的に「録音」が必須の環境にいます。膨大な録音データを処理する苦痛から逃れるため、まさに「使わざるを得なかった」のがAIボイスレコーダーでした。
複数の機種を試した結果、現在メイン機として愛用しているのがPLAUD NOTEです。実務でどう役立っているのか、マーケター視点での本音をレビューします。
この記事の筆者について
- 本業はマーケティング支援企業のサービス企画・ディレクター。
- 業務で「事例制作のインタビュー」「SEOディレクション会議」「ホワイトペーパー作成のためのヒアリング」が日常的に発生。
- 膨大な録音データの処理に追われ、AIボイスレコーダーを使わざるを得ない状況に。
- 複数のAIレコーダーを試した結果、現在はPLAUD NOTEをメイン機として約6ヶ月愛用中。
- 連続録音時間(公称)
- フル充電(約2時間)で 最大30時間
- ストレージ
- 64GB(毎日2時間録音で 最大240日 と記載)
- サイズ
- 85.6 × 54.1 × 2.99 mm
- 重量
- 30 g
- 対応
- MagSafe対応(スマホ背面に装着して携帯可能)
- カラー
- ブラック / シルバー / スターライト
- 専用マグネットケース
- マグネット吸着リング
- マグネット式充電器
- Type-C切替用ポート
- 説明書(日本語を含む)
そして、筆者がPLAUD NOTEを使ってみて、特に業務効率化に貢献していると感じる点は以下の通りです。
筆者によるPLAUD NOTEの評価点・良いと感じる点
- インタビュー相手に威圧感を与えない「圧倒的な薄さ」
- 録音したら即、AI要約で「論点の整理」ができるスピード感
- MagSafe対応で、移動中や取材先でもスマホと一体化できる「携帯性」
使い方は「録音スライドボタンを上げるだけ」と非常にシンプル。この手軽さが、多忙なクライアントワークの合間でもストレスなく使える鍵だと感じています。
- AIによる要約やマインドマップ作成など、録音後のデータ活用機能を重視する人。
- データの確認や管理をスマートフォンで一括して行いたい人。
- AIによる文字起こしの「正確性」を最も重視する人。
- スマートフォンを使わず、ボイスレコーダー本体のみで録音・再生・管理を完結させたい人。
以下からは、筆者が特に重要だと感じたポイントを深掘りして解説します。
「薄さ」がインタビューの質を変える
PLAUD NOTEの最大の価値は、その「薄さ」にあると断言できます。
事例制作のインタビューで最も重要なのは、相手にリラックスして本音を話してもらうことです。従来のICレコーダーやスマホをテーブルに置くと、どうしても「録音されている」という緊張感が生まれ、相手の言葉が固くなってしまいがちです。

その点、PLAUD NOTEはわずか約2.9mm。MagSafeでiPhoneの背面に付けておくか、iPhoneやPC、名刺の隣においておけば存在すら気づかれません。
この「存在感のなさ」が、相手の自然な言葉を引き出す上で、想像以上に大きな武器となっています。デバイスを意識させないことは、良質なヒアリングを行う上で非常に重要です。
驚異的なバッテリー持続力と携帯性
この薄さからは想像もつきませんが、バッテリー性能が非常に高い点も実務で重宝しています。PLAUD NOTEは、約2時間のフル充電で約30時間の連続録音が可能です。
これは、1日に3件のクライアントインタビューをはしごするような日でも、充電を一切気にする必要がないことを意味します。また、長時間の戦略会議やワークショップでも、途中でバッテリーが切れる心配は皆無です。

インタビューや会議は1週間で30時間もある日はさすがにないので、バッグに2週間入れておいたままでも、問題なく使えています。
充電を毎日するのが面倒な人にはぴったりです。
録音性能の「得意」と「苦手」なシーン
物理デバイスである以上、録音性能には「得意なシチュエーション」と「苦手なシチュエーション」が明確に存在します。
筆者の体感では、PLAUD NOTEが最も効果を発揮するのは、「10人程度の小〜中規模会議」です。具体的には、長机を囲むようなSEOの定例会や、応接室でのインタビューです。

レンタルオフィス(約16畳程度)で試した際も、部屋の端に座る人の声まで問題なくクリアに拾うことができました。
一方で、大規模なホールで行われるセミナーや製品発表会には不向きです。声の発生源から遠くなるほど、周囲の雑音(咳払いや資料をめくる音)も拾ってしまい、AIの文字起こし精度が著しく低下します。もし大規模な会場で使う場合は、最前列の席を確保するか、登壇者の近くにデバイスを置かせてもらうなどの工夫が必須となります。
文字起こし精度との「現実的な付き合い方」
最後に、文字起こし精度についてです。これは100%ではありません。特にマーケティングの専門用語(例:「リードナーチャリング」「LPO」)や、複数人が同時に話すブレストでは、誤認識や話者分離のミスがそれなりに発生します。

それでも、「LP(えるぴー)」や「CRO(シーアールオー)」といった発言はしっかり認識してくれています。以下は、会議の一部を例えで発言・再現したものです。

上記ですが、スマホにアプリでタップすると、その話者の発言部分のみが聞こえるので、この文章を正確に、その場で聞くことができるのもPLAUD NOTEの良いポイントといえるでしょう。
また上記のような文章もサマリーでAIが要約してくれるので最終的な清書もお任せできます。

セット商品・アクセサリーは対象外となります。
PLAUD NOTEの評判まとめ:利用者はどう評価してる?
AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」は、発売以来SNSやレビューサイトで多くの反響を呼んでいます。筆者の体験談だけでなく、実際に購入・利用したユーザーの声からも、その実力と課題の両面が見えてきます。
主要な販売サイトやアプリストアでの評価を確認すると、平均で4点台後半と、非常に高い満足度を維持していることがわかります。App Storeでは★4.7(約1.3万件)、Google Playでも★4.7(約6,000件)と、モバイルアプリの完成度は特に評価が高いようです。楽天市場やAmazonといったECサイトでも4点台前半のレビューが並び、「AI文字起こし機能の実用性」と「持ち運びやすい軽量設計」が共通して好意的に語られています。
PLAUD NOTE 評判・レビュー件数 まとめ(最新取得ベース)
| サイト | 種別 | 平均評価 | レビュー件数 | 参考リンク |
|---|---|---|---|---|
| PLAUD NOTE 公式サイト | 公式 | 4.66 | 163件 | 公式ストア |
| App Store(PLAUD:iOSアプリ) | アプリ | 4.7 | 13,000件 | App Store |
| Google Play(Plaud: AI Note Taker) | アプリ | 4.7 | 6,180件 | Google Play |
| 楽天市場(商品価格ナビ) | EC | 4.48 | 325件 | 楽天レビュー |
| Yahoo!ショッピング(複数店舗合算表示) | EC | 4.67 | 24件 | Yahoo!ショッピング |
| 価格.com(ブラック) | 情報/比較 | 4.42 | 10件 | 価格.com |
| ビックカメラ.com(ブラック) | EC | 4.5 | 22件 | ビックカメラ.com |
| ヨドバシ.com(スターライト) | EC | 4.5 | ― | ヨドバシ.com |
| コジマネット(ブラック) | EC | ― | 0件 | コジマネット |
| ノジマオンライン(シルバー) | EC | ― | 0件 | ノジマオンライン |
| au PAY マーケット(別SKU例) | EC | ― | 0件 | au PAY マーケット |
注1:件数は各サイトの表示「レビュー・評価件数」を採用。SKUやカラー違いでページが分かれている場合は代表SKUの数値を掲載。
注2:ヨドバシは平均評価のみ確認でき、レビュー件数は明記なし。
注3:ページは随時更新されるため数値は変動し得ます。必要に応じて更新してください。
実際のユーザーコメントには、次のような声が多く見られました。
ポジティブなレビュー
PLAUD NOTE 良い口コミ(要点)
- 録音→文字起こし→要約までワンストップで処理でき、議事録作成の時間が大幅に短縮できたという声が多い
- 薄型・軽量で携帯しやすく、操作が直感的(長押しなどですぐ録音)な点が評価されている
- マイク感度が高く会議でも実用的で、専門用語の一部修正で済むケースが多いと感じるユーザーが目立つ
※上記は主要EC/レビューサイトの利用者コメントを要約した傾向です。環境(騒音・話者人数・距離等)により結果は変わります。
「研究の際に必要なインタビューの文字起こしの為に購入しました。…3分程度録音し、文字起こしをしましたが問題なく出来ました。文字起こしの精度もかなり良くてびっくりしました。…同音異義語などは流石に漢字間違いがありますが、その修正のみで済むなら大幅な時間短縮になるのでありがたいです。」
出典:楽天市場レビューページ – 【リンク】
「想像以上に音声が拾える… スマホに取り付けられるから非常にスマート。…文字起こしを見ている限りでは良く拾っている。」
出典:価格.comレビューページ – 【リンク】
「想像以上に音声が拾える… スマホに取り付けられるから非常にスマート。…文字起こしを見ている限りでは良く拾っている。」
出典:価格.comレビューページ – 【リンク】
改善を指摘するレビュー
PLAUD NOTE 悪い口コミ(要点)
- 雑音・話者が多い環境や方言で精度が下がるとの指摘があり、同音異義語の誤変換や固有名詞の取りこぼしを修正する手間が残る
- 本体価格やプラン料金が高いと感じる声が一定数あり、頻度次第ではコストに見合わないとの評価もある
- リアルタイム用途には不向き・アプリの安定性にムラという意見があり、要約品質や話者分離の改善を望む声が挙がっている
※上記は主要EC/レビューサイトの利用者コメントを要約した傾向です。録音条件・運用方法・アップデート状況により体験は変わります。
「録音音声を聞いてみると正確に聞き取れても、文字起こし出来ていない。…何故なら、PLAUD NOTEの文字起こし精度が悲惨だから。」
出典:価格.comレビューページ
総合的に見ると、PLAUD NOTEはAI活用によって作業効率を高めたいユーザーに向いたデバイスといえます。録音精度や要約機能の進化により、会議・講義・取材の記録を劇的に効率化できる一方、環境や話者によっては調整が必要な場面もあります。アップデートを重ねて成長を続ける点も、多くの利用者が期待を寄せる理由です。
AI文字起こし技術は今なお発展途上にありますが、PLAUD NOTEはその最前線に立つ製品として、多くのユーザーの作業効率を変えつつあると言えるでしょう。
調査で判明!PLAUD NOTEの良い評判と4つの主要メリット
利用者のリアルな声や筆者の実体験から見えてきた、PLAUD NOTEの具体的なメリットを4つのポイントに絞って深掘りします。
メリット1:議事録作成の「革命」 – 録音から要約まで一気通貫
PLAUD NOTE最大の強みは、「録音→文字起こし→AI要約」の全プロセスをワンストップで完結できることです。従来のボイスレコーダーは「録音するだけ」でした。しかしPLAUD NOTEは、録音データをアプリに転送するだけで、AIが自動で文字起こしを行い、さらにChatGPT-4がその内容を「要約」「マインドマップ」「Todoリスト」などに整形してくれます。
この「要約機能」が特に強力です。
長い会議の全容を把握する必要がなく、AIが生成した「決定事項」や「重要なポイント」だけを確認すれば良いため、情報共有のスピードが飛躍的に向上します。まさに「議事録の時短革命」と言える機能です。

しかも業界に沿った要約文章を考えてくれるから、これは本当に便利なんです。。

メリット2:触ればわかる「シンプルな操作性」と「デザイン」
多機能なデジタルガジェットは操作が複雑になりがちですが、PLAUD NOTEは驚くほどシンプルです。本体には録音開始/停止のスライドボタンと、通話録音モード切り替えボタンの2つしかありません。「録音したい」と思った瞬間に、迷わず操作できる点は大きなメリットです。

また、クレジットカードとほぼ同サイズ、わずか30gという圧倒的な携帯性も魅力です。アルミニウム合金の高級感あるデザインは、ビジネスシーンで使っても全く違和感がありません。
特にMagSafe対応のiPhoneユーザーであれば、背面に貼り付けてスマートに持ち運べるため、荷物が一つ減る感覚で利用できます。
メリット3:薄さからは想像できない「クリアな録音品質」
これだけ薄型・軽量でありながら、録音品質が非常に高い点も評価されています。デバイスには高性能マイクが搭載されており、最大30メートル離れた場所の音もクリアに拾うことができます(公式スペック)。

AIの文字起こし精度は、元の録音データの品質に大きく左右されます。PLAUD NOTEは、カバンの中や胸ポケットに入れたままでも、会議室全体の音声をしっかりと捉えることができます。また、VCS(振動伝導センサー)技術により、iPhoneやAndroidスマートフォンでの通話内容も、相手の声を骨伝導で直接拾うため、非常にクリアに録音できる点も強みです。
メリット4:製品が止まらず進化し続ける「アップデート対応力」
PLAUD NOTEの大きな強みの一つが、購入後も製品が継続的に進化し続ける点です。開発チームはユーザーのフィードバックを積極的に取り入れていると評価されており、機能改善や新機能の追加が非常に高い頻度で行われています。
特に注目すべきは、AI技術の核となる「AIモデル」への迅速な対応です。ChatGPTやClaude、Geminiといった業界の最新AIモデルがその都度導入されており、これにより文字起こしや要約の精度が継続的に向上していると考えられます。
また、AIモデルの更新だけでなく、PCで操作できる「WEB版」のリリース、利便性を高める「音声インポート機能」の実装、さらにユーザーの利用状況に合わせた「無制限プラン」や「文字起こしパッケージ」の追加など、使い勝手や料金体系の面でも柔軟な改善が迅速に行われています。
| アップデート日 | 主な内容 |
|---|---|
| 2025年11月4日 |
Plaud Appの大幅アップデート
|
| 2025年9月〜10月 |
製品展開と受賞
|
| 2025年9月2日 |
AIモデルの更新
新たに「GPT-5.0」を搭載。
|
| 2025年8月15日 |
セキュリティ強化
GDPR(一般データ保護規則)への完全準拠を発表。
|
| 2025年6月13日 |
AIモデルの更新
Microsoft Azure、GPT4.1、Claude 3.7、o3-mini、Gemini 2.5 Proを搭載。
|
| 2025年5月27日 |
テンプレートコミュニティ始動
ユーザー間でテンプレートの共有が可能に。
|
| 2025年1月21日 |
新プラン・機能追加
|
| 2024年11月12日 |
AI機能の追加
|
| 2024年8月9日 |
機能実装・追加
|
| 2024年7月12日 |
AIモデルの対応
Anthropic Claude 3.5 Sonnetモデルに対応。
|
| 2024年5月31日 |
プラン導入
プロプランの導入開始。
|
| 2024年5月22日 |
AIモデルの対応
ChatGPT-4oに対応。
|
| 2024年5月17日 |
WEB版リリース
パソコンで利用できるWEB版の「PLAUD WEB」をリリース。
|
| 2024年3月28日 |
AIモデルの対応
ChatGPT4.0に対応。
|
「一度購入したら終わり」ではなく、ユーザーの声と共に製品が成長していくスタイルは、最新のAI技術を常に最適な環境で利用したいユーザーにとって、大きな安心材料でありメリットと言えるでしょう。
セット商品・アクセサリーは対象外となります。
購入前に要確認!PLAUD NOTEの気になる評判と2つの注意点
多くのメリットがある一方で、PLAUD NOTEには購入前に知っておくべき「注意点」も存在します。悪い評判から見えてきた3つのデメリットを解説します。
注意点1:AI文字起こしの「過度な期待」は禁物
PLAUD NOTEの文字起こし精度は高い水準にありますが、「100%完璧」ではありません。特に、専門用語が多い業界の会議、早口や小声での発言、騒がしいカフェなどでの録音は、AIが正確に認識できず、誤字脱字や「話者A」「話者B」の認識ミスが発生します。
あくまでAIは「議事録のドラフト(下書き)を作る」ものであり、最終的な「清書」は人間の目視による編集が必要だと割り切る必要があります。ゼロから文字起こしする手間に比べれば、AIが生成したテキストを修正する方が圧倒的に高速ですが、完璧を求める人には向きません。

話者が違っていても安心できるのが、アプリ上で、話者を選択するとその部分だけの音声が確認できる点です。誰がしゃべっているかが確認できるため、その点は大丈夫です。
注意点2:アプリの「同期速度」や「使い勝手」
PLAUD NOTEは本体にディスプレイを持たず、すべての操作、設定、録音データの確認・文字起こしは専用のスマートフォンアプリで行います。このアプリの使い勝手やデータ同期速度に関して、リリース当初は以下の様な不満の声が一部のユーザーから上がっていました。
- 「録音データの同期に時間がかかる(特に1時間を超える録音)」
- 「アプリが時々フリーズする」
- 「UI(操作画面)が直感的でない」
これらはソフトウェアのアップデートによって日々改善されていますが、ハードウェア本体の完成度に比べ、アプリ側にはまだ発展途上の部分があることは否めません。
しかし、大容量の録音データ転送速度の問題については、現在**「高速転送モード(Wi-Fi)」**が実装されており、大幅に改善されています。
💡 高速転送モード(Wi-Fi)による大容量データ転送の対策
録音したデータをスマートフォンに転送する方法は、利用シーンに応じて以下の2種類があります。

長時間の会議録音や、複数ファイルの転送を行う際は、 高速転送モード(Wi-Fi)を使用することで、 転送時間を大幅に短縮できます。
- 転送完了後、録音データは自動的にクラウドへバックアップされます。
- 本体からは自動削除されるため、メモリ容量を気にする必要がありません。
- 通常はBluetooth接続で自動転送されますが、 大容量データの場合は高速転送モードの利用が推奨です。
PLAUD NOTEの導入を特におすすめしたい人
ここまでのメリットとデメリットを踏まえ、PLAUD NOTEの導入を特におすすめしたいのは、以下のような方々です。
-
議事録作成に追われるビジネスパーソン — 日常的に発生する会議の議事録や上司への報告レポート作成に時間を取られている方。PLAUD NOTEのAI要約機能は、あなたの貴重な時間を生み出します。
-
インタビューや取材を行うライター・編集者 — 取材音源の文字起こしは最も時間のかかる作業の一つ。PLAUD NOTEがあれば、取材直後にテキスト化されたドラフトが手に入り、すぐに記事執筆に取りかかれます。
-
講義やセミナーの内容を復習したい学生 — 大学の講義や重要なセミナーを録音し、後から文字で読み返したい学生にも最適。キーワード検索も可能で、効率的な復習ができます。
-
通話録音を業務で使いたい人(特にiPhoneユーザー) — VCS機能により、iPhoneでも標準機能では難しい「通話録音」をクリアに実現。エビデンス保持や電話での重要な取り決めの後確認に役立ちます。
録音データを“後で聞き返す”だけで終わらせず、“すぐ使える情報”に変えられるのがPLAUD NOTEの魅力です。仕事でも学びでも、限られた時間をもっと有効に使いたい。そんな人にこそ、一度手に取ってほしいツールです。
PLAUD NOTEの購入を「待つべき」人
一方で、以下のような方々は、PLAUD NOTEを購入しても満足できない可能性があるため、導入は慎重に検討すべきです。
-
完璧(100%)な文字起こし精度を求める人 — 医療、法律、金融など、1文字のミスも許されない分野で公式な記録として使用したい場合、AIの精度では不十分です。専門の文字起こし業者への依頼を継続する方が賢明です。
-
ランニングコストを一切払いたくない人 — AI機能の利用には、無料期間終了後に月額料金が発生します。「買い切り」でなければ絶対に嫌だという方には、PLAUD NOTEのビジネスモデルは合いません。
-
スマートフォンやアプリの操作が苦手な人 — 前述の通り、PLAUD NOTEは専用アプリとの連携が前提のデバイスです。スマホ操作に強いアレルギーがある方にとっては、宝の持ち腐れになってしまう可能性があります。
どんな製品にも「合う人」と「合わない人」がいます。
PLAUD NOTEは、効率化を重視する多くの人にとって頼もしいツールですが、完璧さや完全無料を求める方にとっては、少し早いタイミングかもしれません。
自分の使い方や目的に照らして、本当に必要なタイミングで手に取るのがいちばんです。
「PLAUD NOTE PRO」との違いは?あなたのスタイルに合ったベストな選択肢

PLAUD NOTEの情報を調べていると、「PLAUD NOTE PRO」という名称を目にすることがあり、どちらを選べば良いか迷うかもしれません。
結論として、両者は利用スタイルや重視するポイントに応じて選べる、明確な特徴を持った別モデルです。どちらも最先端のAI機能を搭載した素晴らしい製品であり、あなたのニーズに最適な選択が可能です。
| 比較項目 | PLAUD NOTE (スタンダードモデル) |
PLAUD NOTE PRO (フラッグシップモデル) |
|---|---|---|
| 本体価格(税込) | 27,500円 (手頃な価格) |
30,800円 |
| デザインコンセプト | 究極の薄さと携帯性 | 高機能と長時間駆動 |
| 本体ディスプレイ | なし(スマホアプリで確認) | あり(LED表示でステータス確認) |
| 連続録音時間 | 最大30時間 | 最大50時間 (長時間駆動) |
| 収音距離(推奨) | 約3m (少人数ミーティング向け) |
約5m (中規模会議向け) |
| マイク数 | 2基 | 4基 (より高精度な集音) |
| 録音モード切替 | 手動切替 (本体ボタン) |
自動切替 (スマートデュアル) |
| AI要約機能 | GPT-4o連携 (PLAUD Intelligence) |
GPT-4o連携 (PLAUD Intelligence) |
| おすすめユーザー | 携帯性重視・価格を抑えたい・少人数での利用が多い方 | 長時間利用・業務活用・中規模会議が多い方 |
※ 仕様や価格は執筆時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
PLAUD NOTEはどこで買うのが最安?公式・Amazon・楽天を比較
PLAUD NOTEは、公式サイト、Amazon、楽天市場などの複数のチャネルで購入可能です。どこで購入するのが最もお得なのでしょうか。
結論としては、保証やサポートの安心感を考慮すると「公式サイト」が最もおすすめです。
公式サイトでは、定期的に割引クーポンが配布されていたり、限定のキャンペーンが実施されたりすることがあります。また、1年間のメーカー保証が確実に受けられる安心感があります。
価格は基本横並びですが、公式サイト は限定キャンペーンやメーカー保証の点で最も安心感があります。タイミングが合えば、限定クーポンで最安値となる可能性があります。

当サイトを経由して購入すると、今なら5%オフでPLAUD NOTEを購入できます。
以下のクーポンをコピーして、ぜひ、購入ください。
セット商品・アクセサリーは対象外となります。
Amazonや楽天市場でも、公式ストア(PLAUD直営)が出店しています。これらのプラットフォームのメリットは、貯めているポイントを利用したり、ポイント還元を受けられたりする点です。ただし、非正規の転売業者が出品している場合もあるため、注意が必要です。購入する際は、販売元が「PLAUD」または「正規代理店」であることを必ず確認してください。
PLAUD NOTEに関する「よくある質問」
-
バッテリーはどれくらい持ちますか?
-
非常に長持ちです。連続録音で約30時間、スタンバイ状態(待機)で約60日間のバッテリー持続時間があります。数日間の出張や長時間の会議でも、充電の心配はほとんどありません。
-
文字起こしの対応言語は?
-
日本語、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語など、世界57言語の文字起こしに対応しています。グローバルな会議や、語学学習のツールとしても活用できます。
-
通話録音はiPhoneでも可能ですか?
-
はい、可能です。PLAUD NOTEは、MagSafe対応ケースなどを利用してiPhoneの背面に貼り付けることで、VCS(振動伝導センサー)が通話中の相手の声を骨伝導でクリアに録音します。これはAndroidスマートフォンでも同様に使用可能です。
PLAUD NOTEの評判から見えた「議事録の時短」を叶える強力な相棒
この記事では、AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」の評判について、筆者の実機レビューと利用者の口コミを基に徹底的に解説しました。
PLAUD NOTEの評判をまとめると、「録音→文字起こし→AI要約」という革新的なワークフローが高く評価されている一方で、文字起こし精度の限界やアプリの使い勝手、ランニングコストといった注意点も明らかになりました。
PLAUD NOTEは、あなたの仕事をすべて肩代わりする「魔法の杖」ではありません。しかし、議事録作成という面倒な作業の「8割から9割」を高速で処理してくれる「強力なアシスタント」です。その割り切りさえできれば、月額料金を払ってでも手元に置く価値は十分にあります。
議事録作成に費やしている時間を、もっとクリエイティブな仕事のために使いたい。そう本気で考えている方にとって、PLAUD NOTEは最強のビジネスパートナーとなるでしょう。
実際のPLAUD NOTEの使い方についてもレビューしていますので以下の記事もご覧ください。
趣味:業務効率化、RPA、AI、サウナ、音楽
職務経験:ECマーチャンダイザー、WEBマーケティング、リードナーチャリング支援
所有資格:Google AI Essentials,HubSpot Inbound Certification,HubSpot Marketing Software Certification,HubSpot Inbound Sales Certification
▼書籍掲載実績
Chrome拡張×ChatGPTで作業効率化/工学社出版
保護者と教育者のための生成AI入門/工学社出版(【全国学校図書館協議会選定図書】)
突如、社内にて資料100件を毎月作ることとなり、何とかサボれないかとテクノロジー初心者が業務効率化にハマる。AIのスキルがない初心者レベルでもできる業務効率化やAIツールを紹介。中の人はSEO歴5年、HubSpot歴1年






