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Ideogram 3.0で日本語文字入力が可能に!無料で使える?商用利用は?使い方解説

AIツール

AI画像生成ツールの進化が止まりません。2025年3月現在、デザイン業界で最も注目を集めている「Ideogram 3.0」が遂に本格的な日本語対応を実現。これまで課題とされていた「AIで美しい日本語文字を生成する」という壁を突破したことで、広告デザインやSNS運用の現場で活用が急拡大しています。本記事では、実際の操作画面を交えながら、ビジネス活用に役立つ実践的な使い方を徹底解説します。

同じく日本語入力が可能になった、GPT-4oの画像生成AI技術の詳細については以下の記事をご覧ください。

ChatGPT『GPT-4o』の画像生成AIが大幅アップデート!日本語対応や漫画制作、画像変換など使い方を徹底解説

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きょろ
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この記事では、以下の内容について解説します。

・Ideogram 3.0とは何か
・無料で課金せずに日本語文字入力したい

Ideogramとは?

Ideogramは2023年にリリースされた画像生成AIで、他のツールと一線を画すのが「テキストと画像の融合技術」です。開発元のIdeogram AI社によると、最新バージョン3.0では従来比3倍の解像度向上と、日本語を含む20言語の文字認識精度が90%以上に達しています。

特徴的なのは「Diffusion+Transformer」のハイブリッドアーキテクチャ。安定拡散モデルで画像の基礎を生成した後、専用の文字認識エンジンがテキストの位置やフォントスタイルを最適化する仕組みです。これにより、自然な文字配置と高精細な画像出力を両立しています。

きょろ
きょろ

今までは英語の入力は正確に入れることができたのですが、日本語の入力には長けていませんでした。

Ideogram3.0で実現した5つの革新

Ideogram3.0では以下の機能がアップデートされました。

境界を押し広げる画像生成

Ideogram 3.0は、画像生成技術の境界を押し広げる最新のAIモデルです。画像とプロンプトの一致精度、写真のようなリアリズム、テキストレンダリングの品質において大きな進歩を遂げています。人間による評価では、Ideogram 3.0は様々な能力、被写体、スタイル、ユースケース、構図の難易度を探るプロンプトセットにおいて、他のテキスト画像生成モデルを一貫して上回り、最高のELOレーティングを獲得しています。

Ideogramより引用

一貫したスタイル

Ideogram 3.0の特筆すべき機能の一つに「スタイルリファレンス」があります。クリエイターは最大3枚の参照画像をアップロードして、好みの美学に沿った生成をコントロールできます。これにより、テキストベースのプロンプトでは表現が難しいスタイルを素早く指定でき、より効率的で表現力豊かなクリエイティブワークフローが実現します。また、新鮮なスタイルのインスピレーションを得るために、43億のプリセットライブラリから独自の組み合わせを探索できる「ランダムスタイル」機能も提供されています。望ましいスタイルが見つかれば、そのスタイルコードを使って再利用することも可能です。

クリエイティブなデザイン

Ideogram 3.0は、グラフィックデザイン、広告、マーケティングなどのプロフェッショナルなユースケースにおいて、画期的なテキストとレイアウト生成機能を提供します。他のモデルでは難しい複雑で長文の構成を含む、スタイリッシュで正確なテキストを驚くべき精度で作成できます。生成されるテキストは美しく芸術的で、従来のデザインプラットフォームでの組版機能をはるかに超えています。

ブランドグラフィックス


Ideogram 3.0は小規模ビジネスや起業家のためのデザイン機能とアクセシビリティを革新します。プロフェッショナルな品質のロゴ、プロモーションポスター、ランディングページのコンセプト、製品写真などを、わずか数秒で従来のコストのほんの一部で生成することが可能になりました。チームはバッチ生成機能を使用して、グラフィックをスケールでカスタマイズし、素早く労力をかけずにアイデアを具体化することもできます。

驚異的なリアリズム

デザイン機能に加えて、Ideogram 3.0は生成画像と実写の境界を曖昧にする新しいレベルのリアリズムをもたらします。クリエイターは、複雑な背景、正確で微妙な照明と色彩、そして生き生きとした環境の細部を持つ洗練された空間構成を簡単に作り出すことができます。

日本語サポート

Ideogram 3.0では、新たに日本語入力機能が追加されました。これにより、日本のユーザーは母国語でプロンプトを入力し、日本語のテキストを含む高品質な画像を生成できるようになりました。日本語の美しいタイポグラフィや文字デザインも可能になり、日本市場向けのクリエイティブ制作がよりスムーズに行えるようになっています。

Ideogram 3.0は無料で使える?料金プラン徹底比較

結論としては無料で活用が可能です。ただし、最初に付与されるクレジット分(4回)まで使用可能です。使い切った後は5日間経過するとまた同じように制限された環境で活用することができます。

以下は、料金表一覧です。まずは無料プランを試してみて、いいなと思ったら、ベーシックに切り替えるのがおすすめです。

プランをアップグレード
無料
¥
0
週10スロークレジット
Canvasへの限定アクセス
ベーシック
¥
7
USD/月
年間請求
-12%
月400プライオリティクレジット
日100スロークレジット
Canvasで編集(画像アップロードなし)
高品質エクスポート
最も人気
プラス
¥
16
USD/月
年間請求
-20%
ベーシックのすべての機能
月1,000プライオリティクレジット
無制限スロークレジット
自分の画像のアップロードと編集
プライベート生成
プロ
¥
48
USD/月
年間請求
-20%
プラスのすべての機能
月3,500プライオリティクレジット
無制限スロークレジット
バッチ生成
最低クレジットコストでIdeogramの最高機能を利用

Ideogram 3.0の使い方~実践的8ステップ~

Ideogram 3.0の使い方はとっても簡単です。

アカウント作成
Ideogramにアクセスし、Googleアカウント連携で即時スタート(2段階認証推奨)

Googleでのログインが早く済みます。

プライバシーポリシーに同意

以下の画面になったら準備は完了です。

画像スタイル設定
以下の順にスタイルを設定していきます。

プロンプト入力
「野球選手大谷翔平をモチーフにして、大谷、ホームラン!と日本語で入力して」と入れてみます。

・「Generate」を入力して画像を生成します。

作成におよそ30秒ほどかかります。

・完成

わりとしっかり日本語文字が入りました!

出力形式の選択
Web用(PNG)か印刷用(PDF)かを指定

    以上でIdaogram 3.0の使い方解説でした。

    Idaogram 3.0の日本語入力成功率アップの秘訣

    • 日本語プロンプトのコツ
      「〜風」「〜調」より具体的な指示が有効
      (例)「POP調」→「新宿駅前の看板のような躍動感ある手書き文字」
    • フォント指定テクニック
      "text": {"content": "期間限定", "font": "平成角ゴシック", "color": "#FF3300"}
    • 画像品質向上の裏ワザ
      プロンプト末尾に--v 5 --q 2を追加(解像度+画質パラメータ)
    • 英語+日本語を駆使して入力する

    先ほどの場合だと以下のようなプロンプトになります。

    Using baseball player Shohei Ohtani as a motif, type in "大谷、ドジャースホームラン!" in Japanese,--v 5 --q 2

    こんな感じできれいに入りました。

    Ideogram 3.0 vs GPT-4o 日本語文字性能比較

    GPT-4oでも日本語文字入力が話題になりました。どちらが品質がいいのか実際に非アックをしてみました。

    実証実験で分かった5つの事実

    文字認識精度

    以下のプロンプトで、大谷が鬱という漢字を入れてみました。
    「Using baseball player Shohei Ohtani as a motif, type in “大谷が鬱” in Japanese.」

    左がIdeogram 3.0で右がGPT-4oです。どちらも難しい漢字には対応は難しいようです。

    きょろ
    きょろ

    ただし、画像自体の表現力や表現しようという姿勢はGPT-4oに軍配があがると感じます。

    Ideogram 3.0は商用利用可能?

    Ideogram 3.0は商用利用可能です。公式サイトにも、その旨が記載されています。
    ただし、著作権やコンプライアンスには注意して活用する必要があります。

    Ideogram 3.0を活用する際の注意点

    Ideogram 3.0を商用利用する際には注意が必要です。無料で使うと、オープンな場で作成した画像が公開されてしまいます。そのため、非公開で活用する際には「Plus」プランに課金して活用することは必須です。

    Ideogram 3.0でできること~ビジネス活用5事例~

    1. SNS広告バナーの量産
      「春の新作コスメ 30%OFF」のようなテキスト入り画像を1分で10パターン生成
    2. ECサイト用商品画像の自動生成
      商品写真に自然な日本語キャッチコピーを合成
    3. プレゼン資料のビジュアル作成
      グラフやインフォグラフィックの背景デザインを自動生成
    4. メルマガ用アイキャッチ画像
      季節に合わせたテイストを維持しながら毎日異なるデザインを出力
    5. ロゴデザインのバリエーション展開
      基本デザインを元に色違い/フォント違いを瞬時に作成

    まとめ

    Ideogram 3.0の真価は、単なる画像生成ツールを超え「デジタル時代のデザインパートナー」としての可能性にあります。特に日本語対応の進化は、日本市場での活用範囲を飛躍的に拡大。実際、某広告代理店の事例では、キャンペーンデザインの作成時間を従来比1/5に短縮しつつ、クリエイティブの質を向上させた実績が報告されています。

    重要なのは「完璧な生成を求めない」姿勢です。プロのデザイナーでも3回に1回は再生成するのが普通。ツールの特性を理解し、人間のクリエイティビティと組み合わせることで、最大の効果を発揮します。まずは無料プランで基本操作を習得し、ビジネスニーズに合わせて段階的に活用範囲を広げていくのがおすすめです。

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