「うちの猫、最強にかわいいけど……本当の強さはどれくらい?」
そんな飼い主さんの妄想を叶えるアプリが今、SNSで爆発的な話題になっています。その名も『ペットカードジェネレーター』。
お笑い芸人のマヂカルラブリー・野田クリスタルさんが、GoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」を駆使して開発したこのゲームは、ペットの写真をアップロードするだけで、まるでトレーディングカードゲームのような「ステータス画面」を一瞬で作ってくれるんです。
「使い方は難しいの?」「料金はかかる?」「自分のペットもカードにできる?」
この記事では、話題の『ペットカードジェネレーター』の遊び方から、開発の裏側にあるAI技術、そして私たち独自の視点として「生成したカードを現実に召喚(印刷)する方法」まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
所有資格:Google AI Essentials
『ペットカードジェネレーター』とは?話題沸騰の理由
『ペットカードジェネレーター』は、2025年12月に公開されたブラウザベースのゲーム(アプリ)です。最大の魅力は、「写真1枚からAIが勝手に能力値を決めてくれる」というワクワク感にあります。
どんなことができるの?
ユーザーが行うのは、ペットの写真をアップロードし、「推しポイント(チャームポイント)」を入力するだけ。すると、裏で動いている高性能AI「Gemini」が画像を解析し、以下のような要素を勝手に生成してくれます。
なぜSNSでバズっているのか
「うちの子が伝説のレアカードになった!」
「弱そうなのにHPが5000もある(笑)」
といった結果がX(旧Twitter)やInstagramでシェアされやすい設計になっている点が、ヒットの理由です。親バカ心をくすぐるエンタメ性と、AIによる「予想外のボケ」が、飼い主たちの心を鷲掴みにしています。
マヂカルラブリー・野田クリスタルはGemini開発ができるの?
野田げーより
「芸人さんがAI開発なんてできるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、野田クリスタルさんは元々『R-1ぐらんぷり2020』で自作ゲームネタで優勝するほどの「ガチのプログラマー芸人」です。
Geminiとの強力タッグ
野田さんはこれまでも「野田ゲー」と呼ばれる独創的なゲームを多数リリースしてきましたが、今回の『ペットカードジェネレーター』は、Googleの生成AIモデル「Gemini 1.5 Pro」や最新の「Gemini 3.0」のAPIを活用しています。
特筆すべきは、「コードを書く作業自体もGeminiに手伝わせている」という点です。
従来、画像認識やパラメータ生成のアルゴリズムを組むには高度な専門知識が必要でしたが、野田さんは「こういうゲームを作りたい」というアイデアをGeminiに投げかけ、AIが生成したコードを実装するという「AIペアプログラミング」の手法をとっています。
『ペットカードジェネレーター』は無料?料金体系をチェック
結論から申し上げますと、『ペットカードジェネレーター』は無料で遊ぶことができます。
課金要素はある?
現時点(2025年12月)では、以下の仕様となっています。
| 項目 | 料金 | 備考 |
| アプリ利用料 | 無料 | ブラウザでアクセス可能 |
| 画像生成回数 | 無制限 | サーバー負荷により制限の可能性あり |
| 保存機能 | 無料 | 生成画像のダウンロードが可能 |
ベータ版としての公開であるため、今後機能追加に伴い一部有料化される可能性はゼロではありませんが、現在は広告モデルやGoogleのプロモーションの一環として提供されているため、ユーザーがお金を払う必要はありません。安心して遊び倒しましょう。
【図解】『ペットカードジェネレーター』の使い方 4ステップ
それでは、実際にあなたのペットをカード化する手順を解説します。スマホでもPCでも操作は同じです。
今回はこのかわいいチワワで作成してみます。
ステップ1:公式サイトへアクセス
まずは『ペットカードジェネレーター』の特設サイトへアクセスします。(検索窓で「ペットカードジェネレーター」と入力すれば一番上に出てきます)
最初に以下のようなアラートが出てきますが、「続ける」を押下で大丈夫です。

以下の画面に変わったら、「アプリを開く!」を押下します。

ステップ2:写真をアップロード
「はじめる」をタップし、「画像を選択」ボタンをタップし、スマホのアルバムからとっておきのペット写真を選びます。


- コツ:ペットの表情がはっきり写っている写真や、変なポーズをしている写真の方が、AIが面白いスキルを生成してくれます。
ステップ3:基本情報を入力
以下の項目を入力します。
- 名前:ペットの名前(例:タマ)
- 推しポイント:ここが最重要!AIへの指示になります。
- 入力例:「とにかく寝相が悪い」「食い意地が張っている」「窓の外の鳥に威嚇する」

渋谷でヤンキーにキレだす性格。と入れてみました。「カード生成」を押下しましょう。
ステップ4:生成ボタンをタップ
「カード生成」ボタンを押すと、数秒〜数十秒でGeminiが解析を開始。
「解析中……」のアニメーションの後、キラキラと輝くカード画像が表示されます!

生成中の野田さんの言葉が面白すぎて、待てます。(笑)
エンジニアとしても芸人すぎる・・・。

出来たら以下の画面になります。タップしましょう。

できました!くぁいい!レア度2っておい!渋谷感はないよ!(笑)

画像は長押し(スマホ)や右クリック(PC)で保存し、SNSでハッシュタグ「#ペットカードジェネレーター」をつけて投稿しましょう。

Gemini 3.0で『ペットカードジェネレーター』のような出力方法
もし、アクセス集中でサイトに繋がらない場合や、もっとカスタマイズしたい場合は、本家Googleの「Gemini アプリ」を使って、自分だけのカード風テキストを作ることも可能です。最新の「Gemini 3.0」系モデルなら、画像認識能力が飛躍的に向上しています。
自分でプロンプト(命令文)を打ってみよう
Geminiアプリを開き、ペットの写真を添付した上で、以下のプロンプトを入力してみてください。
【入力プロンプト例】
この画像をトレーディングカードゲームのキャラクターとして解析してください。以下の形式で出力してください。
- 二つ名付きの名前:(厨二病っぽくかっこいい名前で)
- 属性:(炎・氷・光・闇などから選択)
- HP:(画像の可愛さや強さに応じて数値化)
- 攻撃力:ランダム
- 特殊スキル:(画像の特徴からユニークな技名を考えて)
- フレーバーテキスト:(カードの下に書かれる物語風の解説)
Gemini3.0のnano-banana-proで作成してみます。

これで、野田さんのアプリと同じような「テキストデータ」は生成できます。あとは自分で画像加工アプリを使って文字を乗せれば、オリジナルのカードが完成です。
できましたw チューニングすればさらにそれっぽくなりそうです。

これ、構図をアニメーション仕様にしてと入れてみました。それっぽくなりました。

まとめ:ペットカードジェネレーターでAIの可能性を体感しよう
『ペットカードジェネレーター』は、単なる暇つぶしゲームではありません。最先端のAI「Gemini」が、画像をどう認識し、どう言葉にするのかを体験できる素晴らしいツールです。
- 使い方は超簡単:写真アップロードと推しポイント入力だけ。
- 料金は無料:今すぐ誰でも遊べる。
- 開発背景:野田クリスタルさんが証明した「個人開発×AI」の可能性。
- 楽しみ方:SNSシェアだけでなく、リアルカード化もおすすめ。
あなたの隣にいるペットが、AIの目にはどう映っているのか。もしかしたら、とんでもない「隠しスキル」を持っているかもしれません。
今すぐアクセスして、最強のカードを作ってみてくださいね!
マヂカルラブリー・野田クリスタルがGeminiで開発した『ペットカードジェネレーター』はこちら
趣味:業務効率化、RPA、AI、サウナ、音楽
職務経験:ECマーチャンダイザー、WEBマーケティング、リードナーチャリング支援
所有資格:Google AI Essentials,HubSpot Inbound Certification,HubSpot Marketing Software Certification,HubSpot Inbound Sales Certification
▼書籍掲載実績
Chrome拡張×ChatGPTで作業効率化/工学社出版
保護者と教育者のための生成AI入門/工学社出版(【全国学校図書館協議会選定図書】)
突如、社内にて資料100件を毎月作ることとなり、何とかサボれないかとテクノロジー初心者が業務効率化にハマる。AIのスキルがない初心者レベルでもできる業務効率化やAIツールを紹介。中の人はSEO歴5年、HubSpot歴1年









