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 【Claude 3】GPT-4越え!?Opus、Sonnet、Haikuとは?料金~使い方まで解説!【実際に課金して比較】

AIツール

下記2つを見てください。左がClaude 3です。右がGPT-4です。
画像のさらに細かいデザインまで認識しているのがすごすぎませんか?

AIの世界には常に新しい技術やモデルが登場していますが、その中でも注目を集めているのがAnthropic社が開発したClaude 3です。

Claude 3は、従来のAIにはない高度な認識と判断能力を持ち、画像やテキストなど様々なデータ形式を処理できるという画期的なモデルです。
Claude 3は、Claude 3 Haiku、Claude 3 Sonnet、Claude 3 Opusの3種類のモデルで構成され、それぞれが異なる能力レベルを持っています。

Claude 3は、OpenAIのGPT-4やGoogleのGemini Ultraといった最先端のAIと競合するほどの性能を発揮し、AI業界において新たな基準を打ち立てました。この記事では、Claude 3の特徴と能力について解説し、実際に使ってみた感想をお伝えします。

Claudeのアプリが2024年5月1日で出ました!Claudeのアプリの詳細は以下から!

この記事はこんな人におすすめ

・Claude 3の使い方を知りたい
・Claude 3がGPT-4やGeminiと比べて何がすごいのか知りたい
・Claude 3に課金しようか悩んでいる

Claude 3とは

Claude 3は、2024年3月4日にAnthropic社から発表された、Claude V2.1に次ぐ新世代の基盤モデルです。Claude 3は、Anthropic社の創業者であるDemis Hassabis博士が率いる研究チームによって開発されました。

Anthropicが開発した最先端の大規模言語モデル「Claude」に、新たな進化版「Claude 3」が登場しました。注目すべきは、この「Claude 3」が単一のモデルではなく、それぞれ異なる特性を持つ3つのモデルファミリーから成る点です。

このモデルファミリーは以下の3つのモデルで構成されています:

  1. Claude 3 Haiku:速さと軽快さを重視
  2. Claude 3 Sonnet:バランスの良さを備えたモデル
  3. Claude 3 Opus:高度な知性を誇る
Claude 3より引用

Anthropicのウェブサイトに掲載された画像には、これらのモデルの特性が視覚的に表現されています。

それぞれのモデルは知性、応答速度、コストといった要素のバランスが異なり、ユーザーのニーズやユースケースに応じて最適なモデルを選択することが可能です。この柔軟性は、「Claude 3」シリーズがさまざまな業務やプロジェクトに適用できる理由の一つと言えるでしょう。

それぞれが異なる能力レベルを持っています。それぞれの能力の内訳は下記の通りです。

モデルファミリー特徴備考
Claude 3 Haiku軽量高速型。チャートやグラフ入りの論文を3秒以内に読むことが可能約1万トークン。近日公開予定
Claude 3 Sonnetバランス型。Claude 2.1より2倍速い無課金ユーザーも使用可能
Claude 3 Opus高知能型。自由形式の質問への回答精度がClaude 2.1の2倍に向上。回答速度はClaude 2.1を維持課金ユーザー専用
きょろ
きょろ

まずは課金ユーザーは「Opus」無課金ユーザーは「Sonnet」を使えばいいってことだね。

Claude 3 Haikuは、市場で最も高速かつコスト効率の高いモデルであり、Claude 3 Sonnetは、ビジョン対応のモデルであり、Claude 3 Opusは、記録破りのモデルであり、Claude 3ファミリーの中で最も進化したモデルです。Claude 3は、AWS Bedrockというプラットフォームでも利用できるようになっており、オレゴンリージョンからアクセスできます。

Claude 3は、AIの使用範囲を大きく広げることが期待される、革新的なモデルです。

Claude 3の5つの特徴

Claude3より引用

Claude 3は、従来のAIにはない、高度な認識と判断能力を備えています。Claude 3は、分析、予測、コード生成、さらには英語以外の言語での会話能力においても、前モデルを大きく上回る能力を持っています。特に、Claude 3 Opusモデルは、大学レベルの専門知識や、基礎数学など、多岐にわたる評価基準でトップの性能を発揮します。ここではClaude 3の4つの特徴をまとめました

・高度な画像認識機能
・安定した応答性
・強力な信頼性
・入力トークン・コンテキストの進化
・生成AI初のIQ100越えを記録

・高度な画像認識機能

Claude3より引用

「Claude 3」シリーズは、他の主要モデルに匹敵する高度なビジョン機能(OCR)を搭載しています。このモデルは、写真、チャート、グラフ、技術図など、さまざまなビジュアル形式のデータを処理する能力を持っています。

特に企業顧客にとって、PDFやフローチャート、プレゼンテーションスライドなどの多様な形式でエンコードされたナレッジベースを効果的に活用できることは大きな強みです。

きょろ
きょろ

GPT-4VはもちろんのことGeminiの最高峰と打って並ぶレベルです。
ChatGPTとGeminiの画像認識機能詳細については下記記事をご覧ください。

安定した応答性

Claude3より引用

Claude 3モデルは、前世代のモデルに比べ、拒否する可能性が大幅に低減されました。これにより、文脈の理解が改善しプロンプトへの適切な応答が可能になります。Opus、Sonnet、Haikuの各モデルは、無害なプロンプトに対して適切な応答をする頻度が増加しています。

強力な信頼性

Claude3より引用

Claude 3モデルは、特にOpusにおいて、Claude 2.1と比較して、挑戦的な自由形式の質問に対する精度が2倍に向上しています。これにより、企業が提供する顧客サービスの質が高まります。また、不正確な情報を避け、不確実な場合にはその旨を伝えることで、より信頼性の高い応答を実現しています。近い将来、引用機能が追加されることで、回答を検証しやすくなる予定です。

入力トークン・コンテキストの進化

Claude 3は、入力トークンとコンテキストの処理能力が大幅に向上しています。入力トークンとは、AIに与えるテキストや画像などのデータの単位です。コンテキストとは、AIが入力トークンを理解するために必要な背景情報です。

Claude 3は、入力トークンの数を大幅に増やすことで、より長いテキストや画像を処理できるようになりました。Claude 3 Haikuモデルは、最大10kトークン、Claude 3 Sonnetモデルは、最大20kトークン、Claude 3 Opusモデルは、最大30kトークンの入力トークンを受け付けることができます。Claude 3は、コンテキストの理解能力も向上しており、入力トークンに関連する情報を自動的に検索し、適切に反映することができます。Claude 3は、入力トークンとコンテキストの進化によって、より豊かで正確な応答を生成することができます。

きょろ
きょろ

トークンの定義により異なりますが、一般的に1トークンは約4文字(英語の場合)と見なされることが多いです。したがって、30,000トークンは約120,000文字(空白を含む)に相当します。

特にClaude 3 Opusは、OpenAIのGPT-4やGoogleのGemini Ultraを凌ぐベンチマークを叩き出しており、これには期待感が高まります。Claude 3は、Anthropic社によると、一般的なモデルよりも幻覚のレベルが低いとのことです。幻覚とは、AIが存在しないものを生成したり、誤った情報を提供したりすることを指します。

Claude 3は、このような幻覚を低減することで、より信頼できる応答を生成することができます。

生成AI初のIQ100越えを記録

引用元:https://www.maximumtruth.org/p/ais-ranked-by-iq-ai-passes-100-iq

最近、あるレポーターが興味深い実験を行いました。テレビプロデューサーでもあるマキシム・ロット氏は、各社のチャットボットAIに人間用のIQテストを受けさせ、その成績からAIの推定IQを算出したのです。その結果、Anthropic社が2024年3月にリリースしたClaude 3が、人間の平均とされるIQ100を初めて上回ったことが明らかになりました。

ロット氏は、ノルウェー・メンサのIQテストを用いて、各AIに2回ずつテストを受けさせました。そして、その平均正解数からIQを推定したところ、Claude 3のIQは101となり、人間の平均を超える結果となったのです。このことは、AIの知的能力が着実に向上していることを示唆しています。

また、ロット氏の実験では、Claude 3がChatGPT-4をも上回る成績を収めました。Anthropic社は以前から「Claude 3はGPT-4を上回る性能を持つ」とアピールしていましたが、今回のIQテストの結果は、その主張を裏付けるものとなりました。

さらに、ロット氏は過去のClaudeシリーズの成績も分析しています。2023年3月にリリースされたClaude 1のIQは64、同年7月のClaude 2は82でした。わずか1年でIQが大きく上昇していることから、ロット氏は「数年以内にIQ140程度のAIが誕生する可能性がある」と予測しています。

きょろ
きょろ

私がClaude 3を推奨する理由がこの「人間と大差のない日本語表現能力です」
下記をご覧ください。「リンゴが重力で落ちる理由を教えてください。」とどちらにも聞いてみました。左がChatGPTで右がClaude 3です。
右についてAiと言われなければAIが描いた文章だと見分けがつくでしょうか。
私はつきません。わかりやすく箇条書きでまとめられているのもまたClaude 3のIQの高さがうかがえます。

リンゴが重力で落ちるのは、地球の質量がリンゴに引力を及ぼすためです。この現象は万有引力の法則によって説明されます。万有引力の法則は、ニュートンによって発見されたもので、すべての物体は互いに引力を及ぼし合っているというものです。この力の大きさは、物体の質量に比例し、物体間の距離の二乗に反比例します。

地球は非常に大きな質量を持っているため、その重力は私たちの日常生活において明確に感じられます。リンゴが木から落ちるとき、地球の質量がリンゴに引力を及ぼし、下向きに引き寄せられます。この力がリンゴを地面に向かって加速させるのです。

この原理は、地球上での全ての物体に適用されます。リンゴが地面に落ちるのと同じ理由で、私たちも地球上に立っていることができるのです。

リンゴが重力で落ちる理由は、以下のようにまとめられます。

  1. 質量の存在:リンゴは質量を持っており、質量を持つ物体はすべて重力の影響を受けます。
  2. 地球の重力:地球は大きな質量を持つため、その周りには重力場が形成されています。この重力場は、地球上のすべての物体に引力を及ぼします。
  3. 万有引力:アイザック・ニュートンが発見した万有引力の法則によると、2つの物体の間には引力が働きます。この引力の大きさは、物体の質量に比例し、物体間の距離の2乗に反比例します。
  4. 重力の方向:地球の重力は、地球の中心方向に向かって働きます。つまり、リンゴに働く重力は、常に地面に向かって引っ張られています。
  5. 力の不均衡:リンゴが木から離れた瞬間、リンゴを支えていた力(木の枝の反発力)がなくなります。その結果、リンゴに働く重力が優勢になり、リンゴは地面に向かって加速しながら落下します。

これらの要因により、リンゴは重力の影響を受けて地面に向かって落下するのです。この原理は、リンゴに限らず、地球上のすべての物体に当てはまります。

「Claude 3」の利用料金とモデルの性能

「Claude 3」はAPIを通じて利用され、料金は入出力されるトークン数に基づいて計算されます。各モデルの料金は以下のように設定されています:

モデル入力料金(100万トークンあたり)出力料金(100万トークンあたり)
Haiku$0.25$1.25
Sonnet$3$15
Opus$15$75

加えて、Webブラウザを通じて「claude.ai」を利用する場合には、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは「Sonnet」モデルが使用可能で、有料プランでは「Opus」モデルを利用でき、その価格は月$20(3000円前後)からとなっています。

プラン種別利用可能モデル価格利用可能プラットフォーム
無料プランSonnet無料claude.ai(Webブラウザ経由)
有料プランOpus月$20からclaude.ai(Webブラウザ経由)
その他SonnetAmazon Bedrock、Google Cloud(Vertex AI Model Garden)

上記を見ていただくとわかる通り、さらに、現在「Sonnet」モデルは「Amazon Bedrock」を通じて、また「Google Cloud」の「Vertex AI Model Garden」ではプライベートプレビュー版として利用可能です。

トークンはモデルが処理する基本単位であり、大まかに1単語が1トークンに相当します。高性能なモデルほどトークン単価は高くなりますが、その分、処理速度と精度が向上しています。

Claude 3のアカウント登録方法

まとめると下記の通りです。

  1. Claudeにアクセスしログインまたはアカウント作成
    • Claudeにアクセス
    • 「Talk with Claude, an AI assistant from Anthropic」というページでログインまたは新規アカウント作成
    • メールアドレスやGoogleアカウントなどでアカウントを作成可能
  2. アカウント作成後、電話番号の登録
    • アカウントを作成すると表示される画面で電話番号を登録
    • 日本の電話番号でも登録可能
  3. セットアップ完了
    • 下記の画面が表示される
    • 中央の入力欄に文章を入力して使用開始

以上のステップでClaudeのセットアップが完了し、使用を開始することができます。
画面を見ながらより詳細な登録方法をご覧になりたい方は下記記事をご参考ください。

Claude 3の有料アカウントを登録してOpusを使う方法

ここからは実際に著者がClaude 3の有料版に登録してみましたので画像と共にご覧ください。

アカウント登録が完了した方は下記画面になっているかと思います。
「upgrade to Clude Pro」というボタンがありますので押下します。

Subscribe Nowを押下します。

カード情報を諸々入力し「Subscribe」を押下します。

送信コードがスマートフォンに届きますので入れましょう。

下記のような画像が表示されれば有料プランに登録が完了です。

実際にホーム画面に戻ってみましょう。

下記のように様々なClaudeのモデルが選べるようになっていれば登録完了です!

Claude 3 3つの基本的な使い方

Claude 3では主に下記4つのことができます。

・画像認識機能
・PDFを読み込ませる
・コーディング

画像認識機能

実際に自身のサイト画像を読み込ませて文章を抽出してもらいました。

かなり忠実に文字を抽出してくれました。

きょろ
きょろ

Claude 3 Opusの本当のやばさは座標認識機能です。
上記の文字がそれぞれどこに位置しているのかも聞いてみました。
すると、下記のような回答が返ってきました。すごくないですか?

抽出した文字列とその位置は以下の通りです。

  1. “働く人の人生をAIで豊かにする” – 画像上部のVisionセクションに位置しています。
  2. “新着記事はこちら” – 画像右側の最初のアイコンの下に位置しています。
  3. “人気記事はこちら” – 画像右側の2番目のアイコンの下に位置しています。
  4. “AIツール まとめ” – 画像右側の3番目のアイコンの下に位置しています。
  5. “当サイトは、AI(ChatGPT)のの活用して、仕事の方法を根本から変え、ビジネスの本質の可能性を拓くことに尽力します。” – 画像下部の説明文の1段落目に位置しています。
  6. “知識が不足している、自分だけでは変革を起こすことが難しいと感じているビジネスパーソンや企業へ、「不可能はない」と力強く宣言します。AI技術を駆使した効率化で、一人一人が今つ真のポテンシャルを最大限に引き出せるようディアを通じてサポートしていきます。” – 画像下部の説明文の2段落目に位置しています。

・PDFを読み込ませる

PDFを読み込ませる機能も他のAIを大きく一新しています。

例えば「太宰治の人間失格」のPDF全文をClaude 3に要約してもらいました。すると・・・

しっかり全文を目を通して要約してくれました。すごすぎる。

もっとすごいのが、何ページ目のどこどこの文字も要約してもらったり見つけてくれたりも可能です。

14ページ目に何が書いてあるか拾ってきてもらいました。

きょろ
きょろ

オチはどこにあるんだっけ?要点はどこ?などClaude 3に引っ張ってきてもらう事も可能です。

・コーディング

コーディングはClaude 3の得意分野です。

例えばGASのコードscriptを作成することも可能です。

Claude 3の応用した使い方「アニメーション作成」

GPT-4を上回ると話題の「Claude3」ですが、実はアニメーションを作成することもできるをご存知でしょうか。Claudeを応用して使いたい人向けに「アニメーション作成方法」をご紹介します!

Claude3を使って2Dアニメーションの作成

初めに、2次元の2dアニメーションを作成してもらう事とします。

①Claude3にプロンプト入力

Claude3に以下のようなプロンプトを入力してみました。

円形がころころ回るアニメーションを作成してください。尚、Google Colaboで動作するようにしてください。

実際にできたコードです。実装してみましょう。

Google Colaboとは・・・ブラウザ上でPythonコードを実行できるGoogleツールです。
環境構築なしでPythonが無料でつかえるためおすすめです。

Google Colaboはこちら

できました!円形がコロコロしています。笑

下記のプロンプトをGoogle Colaboに入れてみて下さい。

!pip install matplotlib numpy

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from matplotlib.animation import FuncAnimation

def init():
ax.clear()
ax.set_xlim(-1.5, 1.5)
ax.set_ylim(-1.5, 1.5)
ax.set_aspect(‘equal’)
ax.axis(‘off’)
circle.center = (0, 0)
ax.add_patch(circle)
return circle,

def update(frame):
x = np.cos(frame * np.pi / 180)
y = np.sin(frame * np.pi / 180)
circle.center = (x, y)
return circle,

fig, ax = plt.subplots(figsize=(4, 4))
circle = plt.Circle((0, 0), 0.5, color=’red’)

ani = FuncAnimation(fig, update, frames=360, init_func=init, blit=True, interval=20)

from IPython.display import HTML
html = HTML(ani.to_html5_video())
html

Claude3とのやり取りを通して、理想的なアニメーションを作り上げることができました。プロンプトを工夫しながら対話を重ねることで、自分のイメージを的確にAIに伝え、望むような結果を得ることができるのは興味深い体験でした。

Claude 3には公式推奨プロンプトが存在します!

Claude公式ページより引用

高性能AI「Claude 3」を開発したAnthropic社が、実は公式に63種類のプロンプト集を無料で公開しています。この中には、以下のような実務で役立つプロンプトが含まれています。

・ウェブサイトやメールの文章作成支援
・会議の議事録作成の効率化
・Excelの操作やデータ分析のサポート

また、これらのプロンプトを活用すれば、簡単にチャットボットを作成することもできます。

AIを業務に活用したい方や、Claude 3の性能を試してみたい方は、ぜひこのプロンプト集をチェックしてみてください。きっと仕事の生産性向上に役立つはずです。下記は公式プロンプトの中でも業務効率化におすすめのプロンプトです。

是非、ご活用ください。

Excel数式エキスパート

ユーザーが記述した計算やデータ操作に基づいて Excel の数式を作成します。

プロンプト例

A 列に販売員の名前、B 列に製品カテゴリ、C 列に販売金額、D 列に販売日を含む販売データを含むテーブルがあります。各販売員の合計販売額を計算したいと考えています。ただし、1 月に発生した「エレクトロニクス」カテゴリの製品の売上のみが対象となります。これを達成するための Excel の数式を教えていただけますか?

答えはこんな感じで返してくれます。

ツイートトーン検出器

ツイートの背後にある口調や感情を検出します。

プロンプト例

あなたの仕事は、提供されたツイートを分析し、投稿者が表現した主な口調と感情を特定することです。口調は、ポジティブ、ネガティブ、中立、ユーモア、皮肉、熱中、怒り、有益のいずれかに分類する必要があります。感情はポジティブ、ネガティブ、またはニュートラルに分類する必要があります。分類の簡単な説明を入力し、決定に影響を与えたキーワード、フレーズ、絵文字、その他の要素を強調します。

こんな感じでツイートの感情を分析してくれました。

Claude 3が推奨しているプロンプト集は下記からご覧ください。

Claude 3が推奨しているプロンプト集

ChatGPTのGPT-4とClaude 3(Opus)を比較してみた

Claude 3は、OpenAIのGPT-4を超えたと言われるほどの性能を発揮します。
GPT-4は、GPT-3の約10倍のパラメータ数を持ち、約1.5兆のトークンを学習しています。GPT-4は、テキスト生成や自然言語理解など、様々なタスクにおいて、高い性能を発揮します。

Claude 3とGPT-4は、いくつかの共通点があります。まずは両者でできる事を改めて比較してみましょう。

機能・特性GPT-4Claude 3
全般的な使用目的広範なオンラインテキスト、ニュース、小説、ウェブサイトなどから会話形式での応答を提供。特定のユースケースやデータセットにフォーカスしたAIチャットボット機能。
応答の精度より高い精度での応答提供が可能。ただし完全ではない。コーディング出力は人間の検証が必要。より狭いデータセットからの回答で、特定分野での精度が高い。
統合性多様なアプリケーションへのAPI経由での統合が可能。広範なアプリへのAPI経由での統合が可能。ZoomやSlackなどのパートナーとの統合が強化されている。
セキュリティセキュリティはChatGPT Teamプランの登場によりクローズドな環境が生まれた。業界標準のベストプラクティスを使用し、セキュリティに注力している。
価格設定ChatGPT Plusバージョンは約$20/月。1,000トークンごとに料金設定あり。Claude は$20/月。複数のバージョンがある。
言語対応能力200以上の言語をサポート。10言語に限定される。
特記事項テキストファイル(PDF、CSV、TXT、Markdown)、GPTs作成機能、画像生成、画像認識機能有画像認識機能有。法律、数学、コーディングの分野で優れたパフォーマンス。矛盾する発言を避ける能力がある。

次に、GPT-4とClaude 3の性能を比較する実験を行います。

これには、同じ質問を両方のモデルに投げかけ、それぞれの回答を観察し比較します。この実験を通じて、各モデルがどのように情報を処理し、異なるアプローチで回答を生成するかを理解していきます。

※Claude 3はWEB版Opusを使用しています。

Q.これは何だと思いますか?思うがままに述べてください。

フリスクの缶をどこまで言及できるか比較してみました。

GPT-4の場合

Claude 3の場合

きょろ
きょろ

どっちもさすがに物が何かまでは特定できていませんが洞察力はClaude 3の方が圧倒的であることがこの回答を見てもわかるかと思います。

Q.この領収書について情報を抽出してください。

Zoffの領収書情報について抽出してもらいました。どちらが正確でしょうか。

GPT-4の場合

場所、日付、どれも不正確ですね。

Claude 3の場合

きょろ
きょろ

Claude 3エグイエグイエグイ・・・。
住所から電話番号など何から何まで正確に抽出できています。

Q.添付ファイルのグラフから読み取れることと解決策を3つ提示してください。

文部科学省より引用

GPT-4の場合

ん~・・・グラフ自体が何かもわかっていませんね。

Claude 3の場合

きょろ
きょろ

もう、、ChatGPT負けを認めよう、今は。

Q.電卓を作るhtmlとCSS、JAVAを作成してください。

GPT-4の場合

もはや押すことすらできません。

Claude 3の場合

こちらがClaude 3で作った電卓です。めちゃくちゃ完璧に作ってくれました。
ロジックもばっちりです。

きょろ
きょろ

GPT-4越えと言われる所以がわかったかと思います。

Claude 3とChatGPTの未来を話します(注意点)

ここまでかなりClaude 3推しで記事を書いてきました。
もちろん、著者の私はClaude 3のすごさに驚き課金もしました。

しかしながらChatGPTの「Sora」の衝撃を思い出してください。
動画生成AIのサービスの品質をはるかに凌いでしまった「Sora」の記事はこちら

確かに、現行のClaude 3はGPT-4の範囲を拡張していると認識されている点に留意は必要です。それにもかかわらず、OpenAIが世界中で注目されている点として、ChatGPTが持つ独自の特長を挙げておくことが重要です。以下を思い出してみましょう。

  • DALL·Eと密接に融合された機能
  • 音声出力のオプション(テキストから音声へ)
  • 拡張されたファイル送信機能
  • 過去の対話を改変できる編集オプション
  • 試験段階のメモリ機能
  • AIの高度なパーソナライゼーションを可能にするGPTs
  • 既に三百万を超えるGPTストアの展開
  • あらゆるAPIとの統合性
  • チームとして共有できるプラン内のGPTsの利用可能性
  • 動画生成AI、Soraに対する高まる期待
  • GPT-5による更なる進化への期待

ChatGPTにできてClaude 3が出来ない事は下記の通りです。

・Excelの添付による分析
・音声による入力出力
・GPTsの作成
・画像生成機能
・WEBブラウジング機能

きょろ
きょろ

私はGPT-4とClaude 3両方使っていますが、もしどちらかを選べとなったら下記要点で選びます。

社会人が浅く広くAIに事務作業を頼りたい場合

GPT-4

コーダーの方、文章生成機能に特化して頼りたい場合(ブロガーなど)

Claude3

自身の課題に併せて課金をしましょう。

Claude 3の活用方法

最後にClaude 3をSNSではどのような活用がなされているのかピックアップしていきたいと思います。
是非、ChatGPT、Gemini、Claude 3のどれにしようか悩んでいるのであれば参考にしてください。

XY座標軸の活用に!!

これがうまくいけばPDFやパワポの作成もかなり容易になるはずです。

構造化データに作成に!technicalSEO対策にうってつけです。

グラフの分析にも!

Claude 3 使い方まとめ

Claude 3は、Anthropic社が開発した、Claude V2.1に次ぐ新世代の基盤モデルです。Claude 3は、Claude 3 Haiku、Claude 3 Sonnet、Claude 3 Opusの3種類のモデルで構成され、それぞれが異なる能力レベルを持っています。

Claude 3は、従来のAIにはない、高度な認識と判断能力を持ち、画像やテキストなど様々なデータ形式を処理できるという画期的なモデルです。

Claude 3は、速さと効率性、ビジョン能力の向上、安全性と使いやすさ、入力トークン・コンテキストの進化など、多くの革新的な進化を遂げました。Claude 3は、OpenAIのGPT-4やGoogleのGemini Ultraといった最先端のAIと競合するほどの性能を発揮し、AI業界において新たな基準を打ち立てました。Claude 3は、AIの使用範囲を大きく広げることが期待される、革新的なモデルです。

その他過去のClaude記事についてもご覧ください。

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