株式会社アローリンクよりデータの引用 株式会社アローリンク様の独自調査を基に作成

上記の数値をご覧ください。ChatGPT(AI)を活用して
就活を進めた学生の割合です。
株式会社アローリンクは、自社サービスを利用している就活生に、AIと就活のアンケートを行った結果、7割以上の学生がChatGPTを活用しており、その中で8割がその機能性を高く評価しています。
重要な点は以下の通りです。
・ChatGPTを使っている学生の中で、81.1%がその使い勝手を良好と感じている。
・特に、エントリーシートの作成や添削において好評を得ている。
転職活動や新卒で就活を考えている人達にとって、AIを使った就活は当たり前のものとなりました。
今回は、AIで就活するメリットと転職の際に私が実際に使ってみて良かったと感じたAI就活ツールを7つ紹介したいと思います。
具体的にAIを就活に活用する方法は以下をご覧ください。
【爆効率】ChatGPTを就活に使う方法8選!実際バレる?就活生と企業の活用事例紹介!
AIで効率的に作成した後、プロの目線で人間らしさをプラスする最強の組み合わせ
おすすめAI就活ツール8選
私が実際に使ってみて良かったと感じたAI就活ツールを学生向け・転職者向け・両者向けに合わせて、6つ紹介します。これらのツールは、無料で使えるものや有料で使えるもの、Webサービスやアプリなど様々な形式で提供されています。
それぞれのツールの特徴やメリット、デメリットなどを紹介しますので、自分に合ったものを選んで使ってみてください。
1.【学生・転職者向け】エントリーシート作成が苦手ならAIに任せろ!「SmartES」
SmartESの最大の強みは、10万件以上の合格エントリーシートを学習データとして活用している点です。大手企業やメガベンチャーの選考を通過した質の高いエントリーシートを厳選して学習することで、人事担当者の目にも自然に映る文章を生成できます。


使い方はとても簡単です。自分の経験を箇条書きで入力し、文字数を指定するだけで、志望動機や学生時代の経験(ガクチカ)を瞬時に文章化できます。さらに、企業ごとに最適化された文章生成が可能なため、複数社へのエントリーも効率的に進められます。
「頭の中にある経験を文章にまとめるのに時間がかかる」「文字数制限の中でうまく表現できない」という就活生の悩みを解決し、より本質的な就職活動に時間を使えるようサポートしてくれます。インターンシップから本選考まで、就活のあらゆる場面で活用できる心強いツールとなっています。
現在は無料で利用可能なSmartESは、就活生の新たな必須アイテムとして支持を広げています。皆さんもぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
「10万件の通るES」を学習した就活AIが、ES作成を自動化【SmartES】
2. 【学生向け】ESの作成・添削が10秒で作成したAIプロフィールにスカウトが!「BaseMe(ベースミー)」
就活生の皆さん、自己分析からES作成、企業とのマッチングまで一気通貫でサポートする画期的なAI就活サービス『BaseME』をご存知ですか?

AI就活ツール『BaseME』は、AIを活用した次世代型AI就活支援ツールです。網羅性の高いプロフィール項目を一度入力するだけで、独自AIがあなたのESを10秒で作成・添削。
「会社ごとにESを作るのが面倒」「自分に合った企業がわからない」という悩みを一括解決します。
特筆すべきは、AIによる徹底した自己理解のサポート機能。あなたの強みや価値観を見える化するだけでなく、それを活かせる就職先もレコメンド。「何をしたいかわからない」状態から脱却できる点が最大の特徴です。
さらに、充実させたプロフィールを見た企業から直接スカウトが届きます。一斉送信機能がないため、あなたのプロフィールを読み込んだ厳選企業からのみ、BaseMEユーザー限定の座談会やオフィスツアー、カジュアル面談、ジョブ型オファーなど、熱のこもったオファーを受け取れます。
BaseMEに登録すると以下の3つのメリットがあります。
BaseMEのAIは就活生の不安や悩み、面接対策まであらゆる相談に24時間体制で対応。私も深夜の勉強中や休憩時間に利用しましたが、10,000社以上の就活データに基づいた的確なアドバイスが受けられて非常に助かりました。
友人が使っていたBaseMEのES作成機能がすごすぎて驚きました。AIが文章構成から弱点修正まで徹底分析してくれて、過去の合格者データベースを活用した効果的な表現を提案してくれるんです。もう何社もの企業に送るES作成の悩みから解放されます。
就活仲間の多くが利用し始めたBaseMEは企業研究から面接対策、GDまで全てが一箇所で完結します。私自身、このサービスのおかげで効率的に選考準備ができ、志望企業からの内定獲得につながりました。データ分析に基づく選考対策で自分の強みを最大限アピールできます。
「企業に合わせて自分の魅力を最大限伝えたい」「自分のやりたいことがわからなくて悩んでいる」——そんな就活生にぴったりのAI就活サービスです。
BaseMEのプロフィールを埋めておけば、自己分析もES作成もスムーズに進み、興味のない企業から大量のスカウトが届くこともありません。特別なオファーも多く、企業や仕事内容を効率的かつ深く理解するチャンスに溢れています。
あなたの就活を効率化し、最適な進路選択をサポートするAI就活ツール『BaseME』。今すぐ登録して、次世代型就活体験を始めてみませんか?
3.【転職者向け】元人事経験者が運営!AI活用型転職エージェント「Agent Kikkake」
転職をお考えの皆さん、AIと元人事経験者がタッグを組んだ革新的な転職支援サービス『Agent Kikkake』をご存知ですか? 『Agent Kikkake』は、最先端AIと人事のプロフェッショナルが融合した唯一無二の転職エージェントです。キャリアの悩みから面接対策まで、あなたの転職活動を完全無料でトータルサポートします。
転職者必見!Agent Kikkakeの3つの圧倒的強み
01 元人事経験者による専門的なサポート
Agent Kikkakeは全員が人事経験を持つエージェントで構成されています。採用プロセスや企業文化を熟知したメンバーが、あなたの転職活動をサポート。面接対策やキャリアプランの相談に強みを持っています。
02 AIコンサルファームならではの転職支援ツール
AIコンサルファームが母体のAgent Kikkakeでは、AI技術を活用した転職支援ツールを多数ご用意。転職準備の負担を軽減し、効率的な活動をサポートします。
03 厳選された求人情報の提供
未経験歓迎の求人やスタートアップのCXOなど、一般に公開されていない「隠れ優良求人」の紹介が可能です。特にAI関連の求人も多く取り扱っており、次世代産業へのキャリアチェンジをサポートします。
こんな方におすすめです!
・20代で転職を検討されている方
・大手エージェントのサポートに物足りなさを感じている方
・中小エージェントの選択に迷っている方
・自分のペースで転職活動を進めたい方
Agent Kikkakeは、元人事担当者の経験と知識を活かし、AIツールによるサポートも取り入れた転職エージェントです。キャリア相談から求人紹介まで、あなたの転職活動を丁寧にサポートいたします。
さらに、AI関連のキャリアに興味がある方には、最新のトレンドや求人情報も豊富に提供。未来を見据えたキャリア構築を、最先端テクノロジーと元人事のノウハウで全面的にバックアップします。
あなたの転職活動を革新的に変える、AI×人事の新時代エージェント『Agent Kikkake』。完全無料で利用可能な特別なサービスを、今すぐ体験してみませんか?
3. 【学生向け】AI就活サポたくん
AI就活サポたくんより引用 AI就活サポたくん
AI就活サポたくんは、LINEでエントリーシートの作成・添削、適性診断、就活に関する相談をしてくれるサービスです。AI就活サポたくんの魅力の一つは、適性検査の機能があることです。
このAIによる適性検査を利用することで、自己理解を深めるための詳しい結果を受け取ることができます。もちろん、文章生成も得意としており、エントリーシートのドラフト作成もサポートしてくれます。
4つの質問への回答を基に、あなたの背景や強みを前面に出したエントリーシートを提案してくれます。
さらに、エントリーシートのチェック機能も高精度で、単なる誤字脱字の確認だけでなく、文章の微細な部分まで丁寧にチェックしてくれます。そして、LINE上での就活関連の悩みや疑問をAIに気軽に問い合わせることができます。
AIは24時間対応しているため、疑問が生じた際にすぐに質問することができます。AI就活サポたくんは、LINEの友達追加で簡単に利用できます。
4. 【学生・転職者向け】就活AI byジェイック
就活AI byジェイックより引用 細かいペルソナに対応していて便利!
就活AI byジェイックは、Webサイトでエントリーシートの作成・添削、面接対策、就活に関するコンテンツを提供してくれるサービスです。就活AI byジェイックは、自社開発のAIを使って文章を生成してくれます。
就活AI byジェイックの特徴は細かいペルソナ設定ができる事です。下記に沿って自己PRや履歴書添削を
してくれるのはかなり強い味方になるのではないでしょうか。
・既卒/フリーター(正社員経験なし)
・第二新卒(正社員経験あり)
・社会人
就活AI byジェイックは、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、エントリーシートの作成・添削が1回まで、面接対策が3回まで利用できます。有料プランでは、エントリーシートの作成・添削が無制限、面接対策が10回まで利用できます。
就活AI byジェイックは、Webサイトにアクセスして会員登録が必要です。
5. 【学生・転職者向け】3秒敬語
3秒敬語より引用 メールの作成に便利!
就活では、敬語を使ったビジネスメールのやりとりが必須です。しかし、敬語のルールやマナーに不慣れな人も多いでしょう。そんなときに便利なのが「3秒敬語」というサービスです。「3秒敬語」は、カジュアルな文章を敬語に自動変換してくれるAIベースのオンラインツールです。
「3秒敬語」を使うことで、以下のようなメリットがあります。
①時間の節約:「3秒敬語」は、文章のキーワードを入力するだけで、自動で敬語を生成してくれます。そのため、ビジネスメールの作成にかかる時間を大幅に短縮することができます。
②質の向上:「3秒敬語」は、日本語対話型AI「ChatGPT」を使っています。
ChatGPTは自然な会話を行うことができるだけでなく、文章生成や質問応答などの機能も備えています。そのため、「3秒敬語」が生成する敬語は丁寧で正確であり、相手に好印象を与えることができます。
③選択肢の拡大:「3秒敬語」は、同じキーワードでも様々な敬語を生成することができます。そのため、自分に合った表現やニュアンスを選ぶことができます。

詳しい使い方は下記の記事をご覧ください。
6. 【学生・転職者向け】Bing.AI
Bing.AIより引用 事実に基づいた内容を基に就活対策するならこれ!
Bing AIは、Microsoftが提供する検索エンジン「Bing」に搭載されたAI機能です。
Bing AIは、OpenAIのGPT-4を用いた自然言語処理技術を用いており、ユーザーの質問を理解し、関連性の高い情報を提供する能力を持っています。
就活においても、Bing AIは有用なツールとなります。例えば、就活生が自分の志望企業について調べる際に、Bing AIを使って企業の情報や採用情報を収集することができます。また、Bing AIは画像生成ツールも備えており、就活生が自分のポートフォリオや履歴書に使えるグラフィックアートを生成することもできます。以上がBing AIが就活で使える理由と概要です。

自分は最終面接での逆質問の際によく使っていました。
もう聞きたい事ないなあと思っていたら「これもあったのか!」と
感心するような質問をBing AIは作ってくれたりもします。
7.【障害・就労支援希望者】Neuro Dive
Neuro Diveは、パーソルダイバースが運営する就労移行支援事業所で、AIや機械学習、データサイエンス、RPAなどの先端ITスキルを習得し、スペシャリストとしての就職をサポートします。
就労移行支援とは? 障害のある方を対象に、一般企業への就職を支援するサービスです。必要な知識やスキルを学ぶプログラムを提供し、就職活動から就職後の定着までサポートします。
Neuro Diveの特徴
- 日本初の先端IT特化型: AIやデータサイエンス、RPAといった企業ニーズの高いスキルを提供。
- 高い就職率: IT系職種への就職率80%以上、就職後の職場定着率95%以上。
- eラーニング: eラーニングを基本スタイルとし、実践力を重視。AIツールの作成などのハンズオン実習も豊富です。
対象者 18〜64歳までの障害のある方で、ある程度学習意欲のある方。現職中の方は利用不可です。
こんな方におすすめ
- AIやデータサイエンス、RPAに興味がある
- 独学でITを学んでいるが、就職に結びつかない
- スペシャリストを目指したい
- 調べものやデータ分析が好き
- プログラミングが好き
未経験者でも就職につながる方が多くいます。
ES選考や適性診断、面接などをAIが行う時代に
近年、AI(人工知能)は様々な分野で活用されていますが、就活でもその影響力は大きくなっています。例えば、ES(エントリーシート)や履歴書の選考では、AIが応募者の文書を分析して適性や能力を判断することがあります。また、オンラインで行われる適性診断や面接では、AIが応募者の声や表情、動作などを認識して評価することがあります。
これらのAI選考は、企業側にとっては人手や時間を節約できるメリットがありますが、就活生側にとっては不安や疑問も多いかもしれません。例えば、「AIはどのような基準で判断しているのか」「自分のアピールポイントや個性が伝わっているのか」「不正解や失敗があった場合にどう対処すればいいのか」などです。
そこで、私はAI選考に対応するために、自分自身の強みや弱みを把握したり、自己分析や自己PRを磨いたりすることが重要だと考えました。そして、そのために役立ったのが、AI就活ツールでした。
就活生もAIを活用している!具体的な用途は
生成AIが就職活動に大きな影響を与えつつある実態が明らかになりました。「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(5月)」によると、生成AI技術が学生の間で急速に普及し、就活にも活用されていることがわかります。
出典:「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(5月)」より引用使ったことがある(就職活動の場面、就職活動以外の場面ともに)使ったことがある(就職活動の場面のみ)使ったことがある(就職活動以外の場面のみ)使ったことはないが、生成AI(ChatGPT等)のことは知っている使ったことはないし、生成AI(ChatGPT等)のことも知らない
主な調査結果
生成AI利用率
- 全体の62.9%の学生が生成AIを使用経験あり
- 37.2%が就職活動で活用
生成AI利用の主な内訳
- 自身のアウトプット改善
- 作業時間の短縮
- より良いアウトプット
就活での具体的な利用用途
就職活動で生成AIをどのように利用したか(複数回答)ESの推敲(ESの誤字脱字のチェック、添削など) 56.6%ESの作成 41.7%自己分析(自己分析の深堀りなど) 28.8%業界研究(業界の情報をまとめる、わからない情報を調べるなど) 25.2%面接対策(想定問答など) 17.8%仕事研究(職業や仕事の詳細を調べるなど) 17.7%企業・仕事検索(エントリーする企業や職種を探すなど) 10.8%2024年N=1,541
出典:「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(5月)」より引用
最新の調査結果から、就職活動において生成AIが多様な用途で活用されている実態が明らかになりました。特に注目すべきは、エントリーシート関連のタスクでの利用が顕著であることです。
主な利用傾向:
- エントリーシート対策が上位を占める
- 推敲(誤字脱字チェック、添削など):56.6%
- 作成:41.7%
この結果は、多くの就活生がエントリーシート作成に苦心している現状を反映しています。生成AIを活用することで、この負担を軽減しようとする傾向が顕著に表れています。
- 自己分析・業界研究にも活用
- 自己分析の深堀り:28.8%
- 業界情報の収集・整理:25.2%
これらの数字は、生成AIが単なる文書作成ツールを超えて、就活生の思考プロセスや情報収集をサポートする役割も果たしていることを示�ています。自己PRや志望動機の作成に際して、AIの支援を受けている学生が少なくないことがわかります。
- 面接準備にも一役
- 面接対策(想定問答など):17.8%
約5人に1人の割合で、面接対策にも生成AIを活用している点は興味深いです。予想される質問に対する回答を事前に準備することで、本番での対応力向上を図っているようです。
この調査結果は、生成AIが就活のさまざまな局面で活用され始めていることを示しています。ただし、AIに過度に依存することなく、自身の個性や本来の意図を適切に表現することの重要性も忘れてはならないでしょう。今後は、AIツールを効果的に活用しつつ、自己の強みを最大限に引き出す方法を模索することが、就活生にとって重要な課題となりそうです。
面接対策での利用も見られ、AIを使って想定問答を準備する学生も一定数存在することがわかりました。
AIで就活するメリット
就活は多くの学生や社会人にとって大きな課題です。
企業研究やエントリーシート(履歴書)作成、面接対策など、やるべきことが山積みです。
そんな中、AIを活用することで、就活を効率的かつ効果的に進めることができます。
この記事では、AIを活用するメリットについて紹介します。
AIで就活するメリット①ChatGPTで就活が大幅スムーズに!
AIは人間よりも高速に情報を処理したり、文章を生成したりできます。そのため、企業研究やエントリーシート(履歴書)作成などにかかる時間を大幅に短縮することができます。
エントリーシートの準備は、就職活動の中でかなりの時間とエネルギーを消費する作業の一つです。
そこでChatGPTの導入により、このタスクを大幅にスムーズに進めることができます。
たとえば、「私のリーダーシップの実績を強調した自己紹介を教えてください」や、「この会社に魅力を感じた背景を伝える志望理由を教えてください」といったリクエストをすると、短時間で適切な答えを提供してくれます。
この際、どの企業をターゲットとしているのか、また、どのような経験を持っているのかを詳細に伝えることがカギとなります。
「#ターゲット:Webデザイン会社のプロジェクトリーダー」「#大学時代の体験:学園祭のイベントを成功させたこと」のように、「#」を使って具体的な情報を提供することで、より適切な答えを受け取ることができます。
ただ、ChatGPTの提供する答えは参考材料の一つとして捉え、直接コピーするのではなく、それが自分の言葉になっているかどうかを確認することが大切です。ChatGPTは実際の感情や経験を完全には理解できません。
自分の経験や背景が適切に反映されているか面接を受けながら、選考が進んだか落ちたかも踏まえ、
その時の感情や考えを再確認し、内容のブラッシュアップが必要です。
AIで就活するメリット②Bing.AIを活用し企業調査をスムーズに!
ChatGPTは、企業調査のプロセスをスムーズに進めるための優れたアシスタントです。
特に企業研究で、Bing.AIを駆使することで、特定の産業や会社に関するデータを迅速に取得することができます。仕事をしながら転職活動を進めている求職者にとってはかなり便利なのではないでしょうか。
たとえば、「△△社の概要を教えて参考URLは○○です」「△△の会社の価値観やビジョンは?参考URLは○○です」といった疑問をAIに提示することで、必要なデータを手早く取得することができます。
ただ、ChatGPTが持っている情報は2021年9月までのものであるため、ここで使うべきなのがBing.AIなのです。

Bing.AIのすごい所はGPT4と同等の最新情報を引っ張ってこれるところと実際の企業URLを検索して、事実に基づいてデータを要約してくれるところ。Bing.AIについて詳しくは下記記事をご参照ください。
また、ChatGPTを有料で使っている方は、オプション「Link Reader」というプラグインがあり、これを使用することで最新の情報の取得の課題を解決することができます。
この方法で、ChatGPTを利用することにより、企業調査の時間を大きく短縮し、多くの情報から必要なデータを効率的に抽出するなど、さまざまな利点が享受できます。企業調査のスタート時に、非常に役立つツールと言えるでしょう。
AIで就活するメリット③AIを活用して、面接の準備を!
Bing.AIやChatGPTを仮想の面接官として設定し、模擬の面接環境を作成してみましょう。
AIに質の高い質問をさせるためには、初めにシチュエーションや期待する応答を明確に指示することがキーとなります。
「#状況:あなたは△△企業の採用担当者で、最終選考の面接官です。私は中途社員としての面接を受ける立場です」
「#指示:マーケティング部門での活躍が期待される中途者の選考。質問と回答の形式で進行し、応募者の答えを詳しく探るような質問を行って」
この方法で指示を与えます。
そうすると、AIは面接官の役割を果たして質問を行い、あなたはそれに答える形となります。
その答えに基づいて、採用担当者としての視点からの評価やアドバイスを受け取ることができます。
このプロセスを通じて、自己認識を高め、自身の改善点や強化すべき点を明確にする手助けとなるでしょう。
AI就活活用で進化する国内企業の新卒採用:5つの事例
AIを採用選考に取り入れることの利点は、主に「採用プロセスの効率化」にあります。これにより、採用に関わる経費や必要な人員を削減できるだけでなく、これまでの採用での不一致も低減することが期待できます。
近年の人手不足の中で「求職者が有利」と言われる状況では、優れた学生を確保するのは難しくなってきています。このため、企業の魅力を多くの学生に伝える取り組みが不可欠です。AIの導入により、業務の効率化が図れるため、企業のアピール活動にも集中できるようになります。実際に5つの活用事例を紹介します。
キリンホールディングスの「AI面接官」導入
引用元
キリンホールディングスは2024年の就活にAIを用いたトライアル結果を受け、新卒採用プロセスに「AI面接官」を正式導入することを決定しました。このシステムは応募者との面接をAIが実施し、言語解析や感情分析を通じて適性や個性を数値化します。
AI面接官の主な特長。
- 書類選考から1次面接、評価、申し送りまでをAIが一括対応
- 年中無休・24時間体制で面接受験可能
- 社会人基礎力を含む16項目での評価機能
- データに基づく採用判断の実現
株式会社VARIETAS(読み方:バリエタス、以下「VARIETAS」)が開発・提供する大手企業向け 対話型AI面接 「AI面接官」によると、この導入により「対象者数20%増加」「初期選考時間97%削減」といった効果が見込まれています。また、AIによる定量評価データにより選考プロセスの透明性も向上しています。
出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000079152.html
横浜銀行のKIBIT活用によるES選考改革
横浜銀行は、フューチャーアーキテクトが開発したAIシステム「KIBIT」を活用し、エントリーシート選考を効率化しています。このシステムは応募者の熱意や志望度をスコア化し、選考時間を約70%削減することに成功しました。
最終判断は必ず人事担当者がエントリーシートを確認していますが、AIによるスコア化で一貫性のある公平な判断が実現しています。KIBITスコアの正確性は過去データでのバックテストでも実証されており:
- 選考が進むにつれて通過者の平均スコアが上昇
- 全プロセスにおいて「辞退者」のスコアが低い傾向
これにより、KIBITスコアは「従来の適性検査では測れない」志望度や熱意を示す新たな指標となっています。
出典元:https://lp.fronteo.com/rs/357-OWF-900/images/BOY_CaseStudy2_JP_forWeb_202010s.pdf
株式会社ソフトクリエイトの生成AIチャットボット
ソフトクリエイトは、新卒採用の効率化と応募者理解促進のため「ソフクリAI質問ルーム」という生成AIチャットボットを導入しました。このシステムは学生からの「社風」「福利厚生」「選考プロセス」といった質問に24時間対応し、応募者の疑問解消と採用担当者の負担軽減を実現しています。
導入背景には、メール問い合わせへの心理的ハードルや企業理解のばらつきといった課題がありました。生成AI技術により情報追加だけで自動学習し、自然な対話形式での回答が可能になっています。
運用後は学生の企業理解度向上や内定辞退率の低下、採用業務効率化といった成果が報告されています。
出典元:https://www.softcreate.co.jp/rescue/AI/11
ソフトバンクのIBM Watson活用によるES選考効率化
ソフトバンクは新卒採用のES選考に「IBM Watson」を導入し、過去の選考データを基にESの内容を自動評価するシステムを構築しました。応募者の文章を解析し、論理的一貫性や表現力を数値化することで評価の標準化を実現しています。
不合格判定についてはAIの判断だけでなく人事担当者による再審査体制を整え、公平性を確保しています。このシステム導入によりES確認作業の時間は年間680時間から170時間へと約75%削減され、人事担当者はより重要な業務に集中できるようになりました。
出典元:https://www.softbank.jp/biz/services/ai/ibm-watson/case02/
デジタルホールディングスの面接AI「SHaiN」活用
デジタルホールディングスは対話型AI面接サービス「SHaiN」を導入し、面接プロセスの効率化と公平性向上を図っています。AIは応募者の表情や声のトーン、言葉遣いなどをリアルタイムで解析し、性格や能力を数値化します。
これにより面接官は感情に左右されない客観的かつデータベースの評価が可能になりました。面接時間の削減により多くの応募者と接する機会が増え、AIによる評価データを基に判断精度も向上しています。
また「SHaiN」は24時間365日どこでも面接可能なため、応募者数増加も期待できます。
出典元:https://shain-ai.jp/digital-holdings/
新卒採用におけるAI活用は、業務効率化だけでなく選考の質と公平性の向上にも大きく貢献しています。今後もさらに多くの企業で導入が進むことが予想されます。
AIを就活に活用するリスク
就活生にとって注意すべき点は、以下の通りです。
①AIに作ってもらった文章は必ず補完をする
AIによる就活では、自分のアピールポイントや個性が十分に伝わらない場合があるのでその対策や補完を考えておく必要があります。
AIによるESや職務経歴書の添削は可能ですが、個性が消える可能性があります。
実際に面接の場でその文章を伝える練習をしてみて、それが自分が言われた場合に刺さるか(感情移入できるか)をしっかり確認し、落とし込んでからAI就活で作成したエピソードを活用するようにして下さい
②必ずファクトチェックをする事
AIに企業研究をさせたとしても本当にその内容が合っているかについては
必ずファクトチェックをしましょう。
実際にAIが企業の特徴を要約してくれるAIツールも存在し、就活ではよく活用していました。
しかし、AIも嘘をつく可能性があります。
例えば ○○会社の社長が全然違う人 IR情報がでたらめ、古い等・・・
必ずその情報が本当なのか確認した上で面接に臨むようにしましょう。
③AIとの就活はあくまで参考程度に
AIでの就活は本当に便利ですが、結局は就職先を選択するのはあなた自身です。
AIがあなたにはこの企業、仕事が合っていると言われてもそれが本当にそうなのかは
あなた自身で自己分析を行わない限り良い就活、企業とのご縁とはならないでしょう。
AIは、就活において非常に便利で有効なものですが、その一方で、デメリットやリスクも存在します。そのため、AIを使う際には、その特徴や傾向を理解した上で、自分の目的や状況に応じて使いこなせるかが重要な鍵になります。私は、AIを活用することで、就活をより効率的に進めることができました。
また、AIを活用することで、自分自身をより深く知ることができました。そして、AIを活用することで、自分に合った企業と出会うことができました。
しかし、AIに頼りすぎることは良くないとも思っています。なぜなら、AIはあくまでツールであり、最終的に就活を成功させるのは自分自身であるからです。そのため、AIを使う際には常に自分の意思や判断を持って、自分の責任で決め切る事が大事です。
AI就活ツールは目的にあわせて選ぼう!まとめ
この記事では、私が実際に使ってみて良かったと感じたAI就活ツールを7つ紹介しました。
これらのツールは、就活生にとって非常に便利で有効なものですが、その一方でデメリットやリスクも存在します。
そのため、AIを使う際には、その特徴や傾向を理解した上で、自分の目的や状況に応じて使いこなせるかが重要な鍵になります。これから就活を始める皆さんも、AIを上手に活用してみてください。そして、自分らしく素敵な就職先を見つけてください。応援しています!
趣味:業務効率化、RPA、AI、サウナ、音楽
職務経験:ECマーチャンダイザー、WEBマーケティング、リードナーチャリング支援
所有資格:Google AI Essentials,HubSpot Inbound Certification,HubSpot Marketing Software Certification,HubSpot Inbound Sales Certification
▼書籍掲載実績
Chrome拡張×ChatGPTで作業効率化/工学社出版
保護者と教育者のための生成AI入門/工学社出版(【全国学校図書館協議会選定図書】)
突如、社内にて資料100件を毎月作ることとなり、何とかサボれないかとテクノロジー初心者が業務効率化にハマる。AIのスキルがない初心者レベルでもできる業務効率化やAIツールを紹介。中の人はSEO歴5年、HubSpot歴1年