おすすめの居酒屋をAIとGooglemapの連携により調べてもらうことも・・・
Google bardより引用
Google Bardという名前を聞いたことがありますか?
Google Bardは、Googleが開発した最新型のマルチモーダルAIです。
マルチモーダルAIとは、テキストや画像など、様々なモードの入力や出力に対応できるAIのことです。
Google Bardは、Googleの検索エンジンやアプリと連携して、情報収集や要約・翻訳、コード生成や画像認識など、多彩な機能を提供します。
この記事では、Google Bard日本語版の使い方を詳しく解説します。
また、Google Bardを実際に使ってみた感想や、Google Bardの活用事例も10個紹介します。
Google Bardを使って、あなたの仕事や学習、趣味などに役立てましょう。
この記事はこんな人におすすめ
・ChatGPTばかりでGeminiを使ったことがない
・会社がGoogleWorkSpaceを取り入れており、ChatGPTよりもGeminiを業務に取り入れたい
・GeminiがChatGPTより何が優れているのか知りたい
Gemini(旧Google Bard)とは・特徴
Geminiとは、Googleが2023年に発表したマルチモーダルAIです。
Googleの検索エンジンやアプリと連携して、様々なタスクをこなすことができます。
テキストや画像だけでなく、音声や動画など、様々なモードの入力や出力に対応しています。
※Googleは、2024年2月8日(米国時間)に、彼らの生成型AI「Bard」の名称を「Gemini(ジェミニ)」へと変更したことを発表しました。この新しい名前は、同社が目指すAIの進化と拡張の方向性を象徴しています。
Gemini(旧Google Bard)とは、人間の言語や知識を理解し、自然な会話や文章を生成することができます。
Googleのクラウド上で動作し、ブラウザやスマートフォンなど、様々なデバイスからアクセスできます。
Google Bardは、日本語だけでなく、英語や中国語など、多言語に対応しています。
Gemini(旧Google Bard)の特徴①「LaMDA」
LaMDAの応用 「LaMDA」、つまりLanguage Model for Dialogue Applicationsは、Google Bardの技術の基盤となる大規模な言語処理モデルです。このシステムは、豊富なテキストデータに基づいてAIを学習させ、連続する単語を予測することで、自然な文脈のある文章を生成する能力を持っています。これにより、多様な質問に対して、柔軟で自然な応答を提供することが可能になります。
GoogleはGemniに組み込まれているLaMDAが効率的な軽量モデルであることを強調しています。現在実験段階にあるGemniは、低い計算資源で動作し、広範なユーザー層にアクセスしやすく、フィードバックの収集に注力しています。
Gemini(旧Google Bard)の特徴②Google検索エンジンと連動できる
Google検索との統合機能 GemniはGoogle検索と連携し、インターネット上の最新情報を取り込んで質の高い回答を生成します。これにより、Gemniからの情報の信頼性がGoogle検索という資源に裏打ちされるため、ユーザーは安心して利用できます。
世界で最も使われている検索エンジンから最新の情報を持ってこれるという点はChatGPTとは異なる点ですね。
しかしながら、Google検索の結果を基にした回答が常に「正確」とは限らないこと、そしてGemniの応答も確定的なものではなく暫定的なものであることを理解し、利用することが重要です。
Gemini(旧Google Bard)の誕生秘話
世界中で注目を集め、人間らしい対話回答を提供する大規模言語モデルの登場は、2023年1月にChatGPTのアクティブユーザー数が1億人を超えるブームを引き起こしました。ChatGPTはMicrosoftのBingにも組み込まれ、評価を受けています。
Googleは2021年からLaMDAの開発を進めていましたが、ChatGPTの人気に後押しされる形で、急ピッチでGemniのリリースを決定しました。Google検索の地位が揺らぐ可能性への対応として、速やかな対応を図ったとされています。
GoogleはChatGPTを超えることを目指し、多言語サポート、視覚的な応答、データエクスポート、新たな連携オプションなどの一連の革新的な機能を導入しました。
GoogleのアシスタントとBardの副社長兼ゼネラルマネージャーであるSissie Hsiao氏はGoogle I/Oの基調講演で以下のように述べました。
「大規模な言語モデルは、世界中の人々の想像力をかき立て、コンピューティングの将来に対する私たちの見方を一新させました。我々は、Gemni
Bardという軽量版の大規模言語モデルを限られたアクセスの実験として立ち上げ、フィードバックを受け取りながら改良を重ねてきました。チームは素早い改善と迅速なリリースに向けて、絶えず努力を続けています。」
現在でも、ChatGPTの対抗馬としてGemniのアップデートに日々取り組んでいます。
Gemini(旧Google Bard)ができること
Gemniが主にできる事は下記の通りです。
・画像認識機能
・文章作成
・Googleアイテムとの連携(Google map、Gmail、Google Slideなどなど)
画像認識機能
画像認識機能は、AIが画像の内容を理解し、説明や分類を行う技術です。例えば、写真に写っている物体を識別したり、シーンの内容を説明したりします。
Gemniは、Google I/O 2023でのアップデートを通じて、画像に関する新機能を導入しました。これにより、Gemniは画像の内容を理解し、それに基づいた対話や応答が可能になりました。
BardはGoogle Lensと直接統合され、これにより画像を読み取り、反応する能力が追加されました。Google Lensは、画像内の物体を識別し、テキストを抽出し、画像の内容を理解するための技術です。Gemniはこの技術を利用して、ユーザーが提供する画像に関する洞察や記述的なキャプションを生成できます。
何よりすごいのは下記のようにグラフを読み取ってアドバイスくれるところでしょう。
Google Bardの画像認識機能について詳しく知りたい方は「Google Bardがついに日本語で画像認識対応可能に!その使い方は?」をご覧ください。
文章作成機能
- 幅広いコンテンツ作成の可能性: GemniのAPIは、多種多様なコンテンツ作成のための文章生成機能を開放します。GoogleはこのAPIの能力と利用可能性を拡大し、さまざまな産業で会話型アプリを開発するための変革的な可能性を開拓しているとされています。
- 自然で会話的なレスポンス: Gemniは、ユーザーのプロンプトに応じて新しいコンテンツ、特にテキストベースのレスポンスを、自然で会話的な方法で生成することができます。これにより、質問への回答、要約の提供、ウェブからの情報処理を通じた研究の支援など、多様な機能を提供します。
- 創造的なテキスト生成: Gemniは、プロンプトに基づいて創造的なテキストを生成する機能を持っています。この機能は、Google Colab上でのPaLM APIを使用して実行されることがあり、ユーザーはこれを用いてAIのアイデアをプロトタイプし、テキスト生成のプロンプトを実行することが可能です。
- 人間のようなテキスト応答: Gemniは、様々なプロンプトに対して人間のようなテキスト応答を生成するために、機械学習と自然言語処理技術を使用しています。このモデルは、人間の書き方のスタイルと構造を模倣するように設計されており、大規模なテキストベースのデータセットで訓練されています。
- 正確で関連性のある回答の生成: Gemniはユーザープロンプトを解釈し、正確で関連性のある回答を生成するという点で優れています。その会話的な能力は、一般的な情報からより具体的なリクエストまで、幅広いクエリに対応するのに役立ちます
とはいえ、GemniもChatGPTと同様に嘘をつくことは大いにあるので注意は必要です。
アプリとの連携
Gemniは、Googleの幅広いアプリやサービスと深く統合されています。これにより、ユーザーはGoogleの各種サービスにシームレスにアクセスできるようになります。
例えば、Googleカレンダー、ドキュメント、マップなどとの連携により、スケジュール管理、文書作成、場所の検索などが簡単に行えます。さらに、Gemniはパートナーアプリとも連携し、より幅広い機能を提供しています
2023年12月にはGmailやGoogleマップとの連携が可能になったことにより、SNS上では大きな話題となりました。
GemniとGmailなどの連携方法は下記記事をご覧ください。
Google BardがマップやGmailと連携可能に!使い方と活用術を徹底解説!
【Google I/O 2024】新Gemini1.5Pro!?発表された驚きの14選AI新製品まとめ!
Geminiの3モデルとその特徴
Geminiの3モデルとその特徴、およびGoogleのAI技術の進化について解説します。
Gemini 1.0モデルの概要
- Ultra: 最大サイズの高度なAIモデル。2024年に開発者や企業向けに公開予定。Gemini Ultraで稼働する「Gemini Advanced」にて実装開始。
- Pro: 「Gemini(旧 Google Bard)」の英語版AIボットに搭載される中サイズモデル。
- Nano: スマートフォン向けの小サイズモデル。Googleの「Pixel 8 Pro」に搭載予定で、レコーダーアプリの要約機能強化やGboardのスマートリプライ機能に展開される予定。
Gemini Advancedとは?料金やメリット、使い方、Gemini Ultra 1.0を徹底解説
GeminiによるGoogle AI技術の進化
- Google DeepMindのデミス・ハサビスCEOによると、Geminiはマルチモーダル技術をゼロから構築。テキスト、画像、音声、動画、コードなど様々な種類の情報をシームレスに理解、操作、組み合わせる能力を有しています。
- Gemini Ultraは、32のベンチマークテスト中30でOpenAIのGPT-4を上回る性能を示したと報告されました。
- MMLU(大規模マルチタスク言語理解)テストでは、57の科目を組み合わせた知識と問題解決能力で90.00%のスコアを記録し、人間の専門家を上回るパフォーマンスを示した初のモデルとされます。
Geminiのすごさ
Geminiモデルのパフォーマンスについて紹介します。
Geminiレポートより引用
- 多岐にわたるタスクでの卓越したパフォーマンス
- Gemini Ultraは、画像、音声、動画の理解から数学的推論に至るまで、多様な分野での性能を示しています。
- 32の広く使用される学術ベンチマークのうち、30で最先端の結果を上回っています。これは、大規模言語モデル(LLM)の研究開発において顕著な成果を意味します。
- MMLUにおける革新的な成果
- Gemini Ultraは、MMLU(大規模マルチタスク言語理解)テストで90.0%のスコアを達成しました。これは数学、物理学、歴史、法律、医学、倫理など57の科目の組み合わせて知識と問題解決能力をテストするものです。
- この成果により、Gemini Ultraは人間の専門家を上回るパフォーマンスを示した最初のモデルとなりました。
- 新しいベンチマークアプローチの採用
- Geminiは、MMLUに対する新しいベンチマークアプローチを採用しています。これにより、単に第一印象に頼るのではなく、推論機能を用いて難しい質問に対してより慎重に考えることが可能になりました。
- このアプローチにより、大幅なパフォーマンスの向上が実現されています。
以上の点から、Gemini Ultraは、AIの能力の新たな水準を設定していることがわかります。これにより、今後のAI技術の発展に大きな影響を与えると期待されています。
ChatGPTとGemini(旧Google Bard)の主な違いは何?
ChatGPTとGemniの違いをまとめてみました。
項目 | ChatGPT | Gemni |
モデルの種類 | GPT-3.5、GPT-4 | GPT-3.5 |
価格 | 無料、月20ドル(約3,000円前後) | 無料 |
文字数制限 | 約8,000~12,000文字、無制限 | 約5,000文字 |
回答の提示 | 1つの回答 | 3つの回答 |
学習データ | 2021年9月までのテキストデータ(有償版は2023年4月まで) | 2021年9月までのテキストデータと、最新情報 |
学習データの種類 | 文書・プログラムコード・会話など | 文書・プログラムコード・会話など |
精度 | 高精度 | 高精度 |
機能 | 画像認識機能、アプリ作成が可能 | Gmail、Googleドライブの読み取りが可能 |
長文コンテンツの生成 | 可能 | 可能 |
画像の生成 | 可能 | 不可 |
カスタマイズ | 可能 | 可能 |
ざっとまとめてみましたが画像生成機能を使いたい場合はChatGPT、Googleの機能と連動させたい場合はGemniという認識を持ってもらえたらいいと思います。
最新型マルチモーダルAI「Gemini」が搭載!
Googleより引用
最大の特徴は、最新型のマルチモーダルAI「Gemini」が搭載されていることです。
Geminiとは、Googleが2023年に発表した、世界最強のマルチモーダルAIです。
Geminiは、テキストや画像だけでなく、音声や動画など、様々なモードの入力や出力に対応しています。人間の言語や知識を理解し、自然な会話や文章を生成することができます。
Geminiは、Googleの巨大なデータセットやコンピュータリソースを活用して、常に学習し、進化しています。Geminiのすごい所は下記の通りです。
・三つの異なるサイズであるUltra、Pro、Nanoが提供されており、各々が特定の用途に最適化されています。
・全32項目の性能比較において、GPT-4の能力を凌駕し、30項目で勝利を収めています。
特に、理数科学および人文科学の問題を扱うMMLUテストでは、人間の専門家よりも優れた成績を達成しました。
・文章、ソースコード、音声、画像、動画にわたる多様なモードに対応するマルチモーダルな機能を持っています。
実際に下記の画像の数値をご覧ください、ChatGPTよりも驚異的な能力を発揮しているデータです。
Google DeepMind より引用
MATH(数学)でも勝っているのをみるといよいよChatGPTの苦手とする計算領域もAIに任せられるようになるのかもしれません。Geminiの詳細な使い方については下記記事をご覧ください。
【Google Gemini現る!】vs ChatGPTと比較してみた。使い方は?どこで使える?
Gemini(旧Google Bard)の料金
Gemini(旧Google Bard)の料金は、以下の通りです。ChatGPTと比較してみました。
要素 | Gemni | Gemini Advanced | ChatGPT (基本版) | ChatGPT Plus (有料版) |
---|---|---|---|---|
AIモデル | Gemini Pro | Gemini Ultra | GPT-3.5版 | GPT-4版 |
利用料金 | 無料提供 | 月額($19.99/訳2,900円前後) | 無料提供 | 月額 $20(約3,000円前後) |
使用制限 | 制約なし | 詳細待ち | 制約なし | 3時間あたり40セッション |
最新データアクセス | 可能 | 可能 | 2021年9月の情報まで | 2023年4月の情報まで |
機能範囲 | 画像解析や地理情報機能を含む | 音声・画像生成への対応可能 | テキスト限定の対話 | ファイル読込、画像生成機能、その他GPTsプラグイン等の追加機能あり |
Gemini(旧Google Bard)のすごい所は初回2ヶ月無料という点です。これはChatGPTよりもお得と言わざるを得ません。
Gemni Advancedの詳細・使い方については下記記事をご覧ください。
Gemini Advancedとは?料金やメリット、使い方、Gemini Ultra 1.0を徹底解説
Gemini(旧Google Bard)の使い方
Gemniの使い方は、とても簡単です。
以下の手順に従ってください。
①Googleアカウントにログインします。
②Geminiの公式サイトにアクセスします。
③geminiの利用規約に同意します。
④入力欄にテキストや画像などを入力します。
①Googleアカウントにログインします。
②Geminiの公式サイトにアクセスします。
③Geminiの利用規約に同意します。
もろもろ、ポップアップが出てきますが、次へを押下します。
④入力欄にテキストや画像などを入力します。
テキストを入れて、
送信ボタンを押下
これだけで使えますし、
画像を添付して会話することも可能です。
Gemini(旧Google Bard)に入ったらGeminiは使えている?
Gemini(旧Google Bard)でGeminiを使う方法は特になく、Gemini(旧Google Bard)にログインした段階で使えます。現在限られていますがあります。基本的には下記の通りです。
・Google Chromeの起動:Google Chromeブラウザを開始します。
・アカウントの管理:ブラウザの右上隅に位置する三点リーダー(縦に並んだ点)メニューから、アカウントオプションを選び出します。
・プライバシー設定へのアクセス:サイドバーから「プライバシー設定」オプションを選択します。
・言語オプションの調整:「ウェブサービスの言語設定」セクションで、言語を英語に設定変更します。
・Bardサービスへのサインイン:Bardにログイン後、直接Gemini機能を利用できます。
Geminiの詳細については下記記事をご覧ください。
Gemini(旧Google Bard)を使ってできること6選!驚きの機能を徹底紹介
Geminiとは、Googleが開発した対話型AIサービスです。
人間との会話のような自然なやり取りが可能な対話型AIに、Googleが誇る検索サービスを連携しており、チャットで質問をするだけで、AIがビッグデータから自然かつ正確な回答を出力してくれます。
Geminiは、2023年3月にアメリカとイギリスで一般公開され、日本語版は2023年5月からスタートしました。
Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用することができます。
Geminiができることを7つ紹介します。基本機能は下記の通りです。
①定型文の作成
②文章の校正・校閲
③コーディング機能
④英語をはじめとした多言語への翻訳
⑤画像認識機能
⑥アプリ連携機能
⑦クリエイティブなコンテンツの作成
①定型文の作成
Geminiは、ある程度パターンが決まっているような定型的な文章の作成をするのにも便利なツールです。 例えば、ビジネスメールやレジュメ、自己紹介文などの文章を作成する際に、Geminiに入力すると、それに沿った文章を生成してくれます。 例えば、「上司にプロジェクトの進捗報告をするメールの文章を作成してください」と入力すると、以下のような文章を生成してくれます。
件名:プロジェクトの進捗報告
本文:
山田様お疲れ様です。佐藤です。
プロジェクトの進捗状況についてご報告します。現在、プロジェクトは予定通りに進んでおり、来週の月曜日には最終的な成果物をお渡しできる見込みです。
今週は、以下の作業を行いました。
- デザインの修正と確認
- テストの実施とバグの修正
- ドキュメントの作成とレビュー
来週は、以下の作業を行う予定です。
- 成果物の最終チェックと納品
- プレゼンテーションの準備と練習
- フィードバックの収集と改善案の提案
プロジェクトの進捗状況について、ご不明な点やご質問などがございましたら、お気軽にご連絡ください。
引き続き、よろしくお願いいたします。佐藤
②文章の校正・校閲
文章の校正や校閲にGeminiを利用する人が増えています。 Geminiは、文章の文法やスペル、表現の正確さや自然さをチェックして、改善の提案をしてくれます。 また、文章の目的やターゲットに合わせて、適切なトーンや言い回しを教えてくれます。 例えば、「私は今日、とても楽しかったです」と入力すると、以下のような校正・校閲の提案をしてくれます。
文法・スペルのチェック:問題ありません。
表現の正確さ・自然さのチェック:「とても楽しかったです」は、感情を表現するには弱い表現です。より強い表現に変えると、文章に迫力が出ます。例えば、「今日は最高に楽しかったです」「今日はめちゃくちゃ楽しかったです」などがあります。
トーン・言い回しのチェック:文章の目的やターゲットによって、トーンや言い回しを変える必要があります。例えば、友人や家族にメールやSNSで送る場合は、カジュアルなトーンで「今日はめちゃくちゃ楽しかったよ!」という言い回しが適切です。しかし、上司や先生にメールやレポートで送る場合は、フォーマルなトーンで「今日は非常に楽しい一日でした」という言い回しが適切です。
Geminiは、文章の品質を向上させる校正・校閲のサポートをします。
③コーディング機能
Geminiは、コーディングのサポートも可能です。
プログラミング言語やフレームワークの名前を入力すると、その言語やフレームワークで実現できる機能やコードの例を教えてくれます。
また、プログラミングの課題やアイデアを入力すると、それに対応するコードを生成してくれます。
例えば、「電卓を作るためのCSSとhtmlとjavaを組み合わせたものを作成してください。」と入力すると、以下のようなコードを生成してくれます。
指示文が雑過ぎましたがそれでもこのレベルのものが素人でもできるのはすごいです。
④英語をはじめとした多言語への翻訳
Geminiは多言語の翻訳もできます。 日本語から英語や中国語、フランス語など、40以上の言語に翻訳することが可能です2。 また、翻訳した文章の発音も聞くことができます。 例えば、「こんにちは、私はBingです」と入力すると、以下のような翻訳を出力してくれます。
英語:Hello, I am Bing.
中国語:你好,我是Bing。
フランス語:Bonjour, je suis Bing.
Geminiは、多言語のコミュニケーションに便利な翻訳機能を提供します。
⑤画像認識機能
画像を理解して会話してくれる機能もあるのです。
例えば「ジブリのとある名シーンを説明してください」と打ってみました。
スタジオジブリの使用許可のある画像を引用
画像は、宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」のシーンです。このシーンは、千尋の両親が不思議な町の掟を破ったために豚にされてしまったところです。
ここまで正確に内容を理解して返してくれるのはすごいですよね。
Geminiの画像認識機能の詳細については下記記事もおすすめです。
⑥アプリ連携機能
GoogleのアプリとGeminiBardが2023年12月に連携できるようになりました。
連携できるアプリは2024年1月現在では下記の通りです。
Google Workspace
Googleフライト
Googleホテル
Googleマップ
YouTube
Googleアプリとの連携方法はとっても簡単!
アプリとの連携方法は下記の通りです。
・Geminiを開く
・拡張機能ボタンを押下
・好きなアプリの連携モードをON
以上で準備は完了です。
実際の細かい連携方法については下記記事をご覧ください。
GeminiがマップやGmailと連携可能に!使い方と活用術を徹底解説!
試しにYoutubeとGemini(旧Google Bard)を連携してみた。
例えばある動画のURLをもとに3分以降の内容を要約してと伝えてみました。
するとこんな感じで要約してくれます。
YouTubeexpand_more3分以降の動画では、ゲームのアイデア、マジック、絵のアイデア、映画の演技について説明しています。
- ゲームのアイデアは、手がかりに基づいて国を当てるゲームです。たとえば、最初の手がかりは、カンガルー、コアラ、グレートバリアリーフの故郷であるということです。2番目の手がかりは、サッカーが大好きで、サッカーのワールドカップで最も多くの優勝を誇る国であるということです。
- マジックトリックは、手品師のテクニックを使ってコインを消す方法です。マジシャンは最初にコインをカップの下に置き、次にそれを別のカップに移動するように見せかけます。しかし、コインは実際には最初のカップの下にあります。
- 絵のアイデアは、ドラゴンフルーツやピンクのハートがついた緑のケーキを描くことです。また、青い耳の豚、タコ、ピンクの鼻のウサギを描くことも提案しています。
- 動画では、映画「マトリックス」のシーンでネオがスローモーションで見事に弾丸をかわすシーンについても触れています。動画では、猫が同じことをしようとしているが、失敗していることを示唆しています。
この要約がお役に立てば幸いです!
今後会社の議事録や研修動画を時短してみる際などにかなり役立ちそうですよね。
2024年1月現在は日本語の動画には対応していないので注意が必要です。
その他アプリ連携機能の詳細が知りたい方は下記記事をご覧ください。
⑦クリエイティブなコンテンツの作成
Geminiは、クリエイティブなコンテンツの生成にも優れています。
画像生成はまだできませんが、詩や小説、エッセイや歌詞など、様々なジャンルのコンテンツを生成することが可能です。
また、有名人のパロディやジョークなど、面白いコンテンツも生成することができます。
例えば、「村上春樹風の短編小説を生成してください」と入力すると、以下のようなコンテンツを生成してくれます。
タイトル:猫とレコードと僕
僕は猫が好きだ。猫は自由で気まぐれで、人間の言葉を理解しない。だから、僕は猫と話すことができる。猫は僕の話を聞いてくれるし、僕は猫の話を聞いてやる。猫と僕は、言葉の壁を越えて、心の通じ合う仲間だ。
僕はレコードも好きだ。レコードは古くて温かくて、音楽の魂を感じることができる。だから、僕はレコードを聴くことができる。レコードは僕の心に響いてくれるし、僕はレコードの心に触れてやる。レコードと僕は、時代の壁を越えて、音楽の愛好家だ。
僕は猫とレコードと一緒に暮らしている。僕には他に何もいらない。僕は猫とレコードがあれば幸せだ。僕は猫とレコードに感謝している。僕は猫とレコードに囲まれて、穏やかに生きている。
ある日、僕は猫とレコードを失った。猫は突然死んでしまった。レコードは火事で焼けてしまった。僕は猫とレコードを失って、悲しみに暮れた。僕にはもう何も残っていない。僕は猫とレコードがなければ生きていけない。僕は猫とレコードに別れを告げて、死んでいった。
Geminiの安全性は?
GoogleがGeminiモデルにおける安全性と倫理への取り組みに重点を置いていることは明らかです。以下は、Geminiの安全性に関する主要な取り組みです。
- 開発段階での安全性対策
- AIの安全性と倫理はGeminiの開発の中核にあります。開発の各段階で潜在的リスクを検討し、これらのリスクをテストおよび軽減するための措置が講じられています。
- Geminiの多様なマルチモーダル能力を考慮した新たな保護措置が追加されています。
- 包括的な安全評価
- GeminiはGoogleのAIモデルの中で最も包括的な安全評価を受けています。これには、偏見や毒性に関する評価、サイバーオフェンス、説得、自律性などの潜在的なリスク領域の研究が含まれます。
- Google Researchの最先端の敵対的テスト技術、レッドチームテストなどによるテストが行われています。
- 信頼性と安全性のチェック
- Gemini Ultraは、外部機関によるレッドチームテストを含む広範な信頼性と安全性のチェックを完了しています。
- ユーザーからのフィードバックと強化学習(RLHF)を使用して、モデルをさらに洗練させる作業が進行中です。
これらの取り組みにより、Geminiの安全性はGoogleのAIモデルの中で最も高い水準にあると評価されています。このような徹底した安全性と倫理への取り組みは、AI技術の進展において非常に重要な役割を果たしています。
Gemini(旧Google Bard)の活用事例5選
料理のレシピを画像から読み込ませる
実際にケーキの写真をもとに材料をGeminiに回答させるという事例です。
料理の時短に繋がりますね。
手書きのメモからサイトを作成
手書きのメモを「画像認識機能」をうまく使って必要なソースコードをGeminiに書いてもらうというものです。アイデア出しにかなり使えますね。
コーディングといったら「Claude 2」もおすすめです。
下記記事をご覧ください。
【日本語対応】ChatGPTのライバルClaude 2(Claude2)の使い方【最新情報】
ファクトチェックツールとしても使える!
Geminiに文章を送信すれば、漢字の誤りや不適切な表現を指摘してもらえます。間違った情報も修正し、より高品質な文章を作成するためのサポートを提供します。
Gmailの処理もGeminiで!
メールを開かずに未読のメールを調査して内容を提示・要約してくれたらめちゃくちゃ仕事が楽になりませんか?これはすごいですね。
おすすめの居酒屋もGeminiで!
おすすめの居酒屋もGeminiで調べられるようになりました。
しかもすごいのがGoogleの口コミレビューを分析して、どこが本当におすすめかまで
判断してくれるところ。これは便利すぎる!
Gemini(旧Google Bard)使い方まとめ
Geminiは、Googleが開発した最新型のマルチモーダルAIサービスです。
テキストや画像など、様々なモードの入力や出力に対応しています。
人間の言語や知識を理解し、自然な会話や文章を生成することができます。
Geminiは、Googleの検索エンジンやアプリと連携して、様々なタスクをこなすことができます。
最新型のマルチモーダルAI「Gemini」が搭載されています。Geminiは、世界最強のAIと言われています。Geminiは、情報収集や要約・翻訳、コード生成や画像認識など、多彩な機能を提供します。
これが無料で使えるのはかなりすごいことではないでしょうか。
Geminiを使って、あなたの仕事や学習、趣味などに役立てましょう。
趣味:業務効率化、RPA、AI、サウナ、音楽
職務経験:ECマーチャンダイザー、WEBマーケティング、リードナーチャリング支援
所有資格:Google AI Essentials,HubSpot Inbound Certification,HubSpot Marketing Software Certification,HubSpot Inbound Sales Certification
書籍掲載実績:Chrome拡張×ChatGPTで作業効率化/工学社出版
突如、社内にて資料100件を毎月作ることとなり、何とかサボれないかとテクノロジー初心者が業務効率化にハマる。AIのスキルがない初心者レベルでもできる業務効率化やAIツールを紹介。中の人はSEO歴5年、HubSpot歴1年