「無料版では回数が全然足りないけれど、月額20ドルのPlusプラン(約3,000円)はちょっと高いかな……」と、課金を迷っていた方も多いのではないでしょうか?ChatGPT Goは、そんな「コスパ重視派」の期待に応える、月額8ドル(約1,200円)という非常に絶妙な立ち位置のプランです。
この記事では、ChatGPT GoとPlusの違いを徹底比較し、どちらがあなたにとっての正解なのかを分かりやすく解説します。最新の広告仕様や利用上限まで詳しくお届けします。
所有資格:Google AI Essentials
ChatGPT Goとは?
ChatGPT Goは、2026年1月に新たにラインナップに加わった、「無料プラン」と「Plusプラン」の中間に位置する有料プランです。
これまでChatGPTの有料版といえば、個人向けには月額20ドルの「Plus」一択に近い状態でした。しかし、ライトユーザーからは「高度なデータ分析や動画生成まではいらないから、もっと安くたくさん使いたい」という要望が根強くありました。そのニーズを汲み取って誕生したのがこの「Go」です。
最大の特徴は、「最新モデル(GPT-5.2 Instant等)の利用枠が無料版の約10倍に拡大されている」点にあります。高度な機能は一部制限されますが、日常的な調べ物や文章作成において、回数制限に怯える必要がほぼなくなるのが魅力です。
ChatGPT Goは、特にこんな「ちょうどいい」を求めている人に刺さるプランです。
- 「無料版の回数制限」に日常的にストレスを感じている人 (「あと〇分でリセットされます」の待ち時間をなくしたい方)
- テキスト生成や調べ物がメインの「実務・学習」重視派 (画像や動画生成よりも、日々の執筆やリサーチの相棒として使いたい方)
- いきなり月20ドルはハードルが高いと感じる「課金デビュー」組 (まずはコーヒー1〜2杯分の価格で、有料版の快適さを試してみたい方)
- Plusプランほどの「超高性能」はオーバースペックだと感じる人 (最新機能への最速アクセスよりも、今の機能を安く安定して使いたい方)
【Plusの半額】ChatGPT Goの利用料金
ChatGPT Goの最大の武器は、何といってもその「安さ」です。具体的な料金体系は以下の通りです。
| 項目 | ChatGPT Free(無料) | ChatGPT Go | ChatGPT Plus(上位版) |
| 月額料金 | 0円 | 8ドル(約1,200円〜1,500円) | 20ドル(約3,000円〜3,100円) |
| 主なターゲット | たまに使う人 | 毎日しっかり使いたい個人 | 仕事や副業でフル活用する人 |
Plusプランが日本円で約3,000円を超える中、Goプランはその約半分の価格設定となっています。ランチ一回分、あるいはサブスクの動画配信サービス一枠分程度のコストで、世界最高峰のAIをストレスなく使えるようになるのは、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
ChatGPT GoとPlusの違い
「ChatGPT GoとPlus、結局どこがどう違うの?」という疑問を解消するために、料金やモデルの違いだけでなく、具体的な利用枠や機能制限まで踏み込んだ比較表を作成しました。
結論から言うと、Goプランは「日常使いの回数を確保する」ことに特化しており、Plusプランは「最新の知能(推論)と全機能のフル活用」に重きを置いています。
| 比較項目 |
Free
無料プラン
|
ChatGPT Go
おすすめ
|
ChatGPT Plus
上位プラン
|
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 8ドル (約1,200円) |
20ドル (約3,000円) |
| 通常モデル上限 (GPT-5.2 Instant) |
5時間/10件 | 5時間/100件 | 3時間/160件 |
| 高度な推論 (Thinking) |
× | × | ◯ 週3,000件 |
| 広告表示 | あり | あり | なし |
| 旧モデル利用 | × | × | ◯ |
| 記憶容量 | 16K | 32K | 32K |
| 新機能の試用 | × | × | ◯ |
| おすすめの人 | 初心者 | 日常利用の方 | 業務利用の方 |
表から分かる通り、ChatGPT Goは「最新の推論モデル(Thinking)」や「レガシーモデルの切り替え」を削ぎ落とし、代わりに「Instantモデルの利用回数」を安価に提供するプランです。
「難しいプログラミングや複雑な戦略はAIに頼まないけれど、メールの返信やブログ記事のリライト、日々の調べ物で回数制限に引っかかるのは嫌だ」という方には、Goプランが最適解です。一方で、「広告は絶対に見たくない」「AIに深く思考させたい」という場合は、迷わずPlusを選びましょう。
ChatGPT Goで使える機能
「ChatGPT Go」で解放される機能は、一言で言えば「無料版の『足りない』を『余裕』に変える」ラインナップです。
| 機能項目 | Free お試し | ChatGPT Go 回数重視 | ChatGPT Plus フル機能 |
|---|---|---|---|
| 広告表示 ※会話文脈に連動 | あり | あり | なし |
| 画像生成 (DALL-E 3) | △ 1日2枚程度 | ○ 1日50枚程度 (無料版の約25倍) | ◎ 無制限級 (HD画質対応) |
| 動画生成 (Sora) | × 利用不可 | × 利用不可 | ○ 利用可能 |
| Deep Research (自律深掘り調査) | × | × | ○ 利用可能 |
| 通話モード (Advanced Voice) | △ 標準 (制限あり) | △ 標準 (制限あり) | ◎ 高度 (動画/感情表現) |
| ファイル分析 (Excel/PDF等) | △ 1日5回程度 | ○ 1日50回程度 | ◎ 高速処理 |
| 記憶容量 (コンテキスト) | 16K | 32K (無料版の2倍) | 32K |
| エージェント (Operator等) | × | × | ○ 利用可能 |
無料版では数回やり取りしただけで「制限に達しました」と表示され、作業が中断されることがよくあります。しかしGoプランでは、この利用上限が約10倍に緩和されます。日常的なメール作成、献立の相談、そして画像生成といったタスクを、残数を気にせずサクサクこなせるようになります。
ただし、Plusプラン(月額20ドル)と比較すると、「思考力(推論モデル)」や「広告の有無」に明確な差があります。自分に必要な機能がどちらにあるのか、比較表でチェックしてみましょう。
ChatGPT Goの登録方法
登録は、従来のPlusプランと同様に非常にスムーズです。以下の手順で数分で完了します。
プラン選択画面へ: ChatGPTにログインし、

画面左下のユーザーアイコンから「プランをアップグレード」をクリックします。

ChatGPT Goを選択: 提示されるプランの中から「Go」を選択し、決済画面へ進みます。

決済情報の入力: クレジットカードまたはGoogle Pay/Apple Payなどで支払いを完了させます。

反映の確認: 画面のロゴが「ChatGPT Go」に変わっていれば完了です。
なお、現在Plusを契約中の方がGoへ「ダウングレード」することも可能です。その場合、現在の利用期間が終了したタイミングで自動的にGoプランへ切り替わります。
ChatGPT Goは法人にも向いている?オプトアウトできる?
法人利用を検討している場合、最も気になるのが「セキュリティ」と「データの扱い」でしょう。
法人利用におけるセキュリティ要件は、組織の規模によって大きく異なります。 「ChatGPT Go」は個人管理が前提ですが、「Team」は小規模チーム向け、「Enterprise」は全社導入向けと、セキュリティ機能にも明確な差があります。
| セキュリティ項目 | ChatGPT Go 個人・フリーランス | Team 中小企業・部署単位 | Enterprise 大企業・全社導入 |
|---|---|---|---|
| データの学習利用 (入力情報の扱い) | デフォルトON (手動オプトアウト可) | デフォルトOFF (学習されない) | デフォルトOFF (学習されない) |
| アカウント管理 (入退社管理) |
× 管理不可 |
◯ ワークスペース管理 (招待・削除が可能) |
◎ 高度な管理 (ドメイン検証・詳細分析) |
| シングルサインオン (SSO / SAML) |
× |
× (2要素認証等は可) |
◯ 対応 (Okta, Azure AD等) |
| データの所有権 (チャット履歴) |
個人 | 組織(会社) | 組織(会社) |
| コンプライアンス (監査ログ等) |
× | △ 一部対応 |
◎ 完全対応 (SOC2準拠・ログ保持) |
結論:どのプランを選ぶべき?
- ChatGPT Go: 会社としての管理は不要で、個人事業主や副業で使いたい場合。
- Teamプラン: 数名〜数十名の部署で導入し、入力データをAI学習に使わせたくない(機密保持したい)場合。SSOまでは不要なケースに最適。
- Enterpriseプラン: 全社導入でセキュリティポリシー(SSO必須、ログ監査必須など)を厳格に守る必要がある場合。
組織で導入する場合、最低限「Teamプラン」以上を選ばなければ、情報漏洩リスクや管理コストが将来的に大きな問題となる可能性が高いため注意が必要です。
ChatGPT Goを利用する際の注意点
安さの裏には、Plusプランにはないいくつかの「制約」も存在します。納得して契約するために、以下の2点は必ず押さえておきましょう。
混雑時の「応答速度」が遅くなる可能性がある
Plusプランには「ピークタイムの優先アクセス権」が付与されていますが、Goプランは「標準アクセス」です。
そのため、利用者が急増する時間帯(特に日本の夜間=米国の活動時間帯など)には、生成速度が目に見えて遅くなったり、エラー頻度が上がったりするリスクがあります。「今すぐ資料を作りたいのに!」という急ぎの場面では、Plusの安定性が恋しくなるかもしれません。
上限到達後は軽量モデルに
利用上限を超えると自動的に軽量モデル(GPT-4o mini等)に切り替わりますが、この際「会話の文脈理解力」がガクンと落ちることがあります。
例えば、Goプランの高性能モデルで複雑なプログラミングコードを書いていた最中に上限に達し、軽量モデルに切り替わった途端、修正案が的外れになったり、以前の指示を無視し始めたりすることがあります。長時間の集中作業を行う際は、この「IQの低下」がストレスになる可能性があります。
広告導入が決定
ChatGPT Goでは、月額料金を抑える仕組みの一つとして、回答の下部などに広告(Sponsoredコンテンツ)が表示される場合があります。これは米国でテストが開始された新しい仕組みで、会話の文脈に沿った有益なリンクが表示されますが、完全に広告なしの環境を求める場合はPlus以上を選ぶ必要があります。
OpenAIより引用
スマホアプリ決済だと「割高」になる場合も
iPhone(App Store)やAndroid(Google Play)のアプリ経由で登録すると、手数料が上乗せされてWeb版より料金が高くなるケースがあります。
また、アプリで契約すると解約手続きも各ストアのサブスク管理画面から行う必要があり、少々手間がかかります。少しでも安く、管理を楽にしたい場合は、スマホからでも「Webブラウザ(SafariやChrome)」を開いて公式サイトからカード決済することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
ChatGPT Goを検討中の方や、現在Plusを使っていて乗り換えを考えている方からよく寄せられる質問をまとめました。契約前に「何ができて、何ができないのか」をしっかり確認しておきましょう。
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スマホアプリ版でも使えますか?
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はい、iOSおよびAndroidの公式アプリで問題なく利用できます。Webで契約したアカウントでログインすれば、アプリ側でもGoプランの特典(回数増加など)が適用されます。
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すでにPlusやProを使っていますが、Goに切り替えられますか?
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可能です。ChatGPTにログインし、「設定」→「アカウント」→「サブスクリプションの管理」からプラン変更を行ってください。
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プランを下げた場合(Plus→Go)、差額の返金はありますか?
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いいえ、即時の返金はありません。変更手続きを行っても、現在の請求期間(1ヶ月分)が終了するまではPlusプランの機能が維持され、期間終了後に自動的にGoプランへ切り替わります。
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ChatGPT Goの申し込み画面が表示されません
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現在、国や地域を限定して順次提供を開始している段階です。ご自身のアカウントに表示されない場合は、全ユーザーへの展開が完了するまで少々お待ちください。(日本は既に導入済み)
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契約したのにアプリで反映されません。
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App StoreやGoogle Play経由で契約した場合、サーバーの同期に数分のタイムラグが発生することがあります。反映されない場合は、数分待ってからアプリを再起動してみてください。
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動画生成AI「Sora」は使えますか?
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いいえ、Goプランには含まれません。Soraによる動画生成を利用したい場合は、上位の「ChatGPT Plus」以上の契約が必要です。
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GPT-4oなどの「レガシーモデル(旧モデル)」は選べますか?
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いいえ。ChatGPT Goは「最新の標準モデル」を安く提供するプランであるため、過去のモデルへの手動切り替え機能は利用できません。
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音声モードは利用できますか?
-
はい、利用可能です。ただし、利用上限などの条件は無料プランと同等になります。
まとめ
ChatGPT Goは、「AIを生活のインフラにしたいけれど、コストは最小限に抑えたい」というユーザーにとって、2026年現在で最も賢い選択肢の一つです。
無料版の「すぐ止まる」「すぐ忘れる」といったストレスから解放され、Plus版のような「高い月額料金へのプレッシャー」も感じずに済む、まさに「いいとこ取り」のプランと言えます。広告表示に抵抗がなく、まずは有料版の世界を覗いてみたいという方は、まずはこのGoプランから始めてみるのがおすすめです。
もっと高度な動画生成や、より深い推論機能が必要になったときにPlusへステップアップする。そんな柔軟な使い方が、今のAI時代には合っているのかもしれません。
趣味:業務効率化、RPA、AI、サウナ、音楽
職務経験:ECマーチャンダイザー、WEBマーケティング、リードナーチャリング支援
所有資格:Google AI Essentials,HubSpot Inbound Certification,HubSpot Marketing Software Certification,HubSpot Inbound Sales Certification
▼書籍掲載実績
Chrome拡張×ChatGPTで作業効率化/工学社出版
保護者と教育者のための生成AI入門/工学社出版(【全国学校図書館協議会選定図書】)
突如、社内にて資料100件を毎月作ることとなり、何とかサボれないかとテクノロジー初心者が業務効率化にハマる。AIのスキルがない初心者レベルでもできる業務効率化やAIツールを紹介。中の人はSEO歴5年、HubSpot歴1年



