2023年7月よりとうとうBingAIにも画像認識機能が使えるようになりました。
前日GoogleBardにも画像認識機能が使えるようになりましたが、
無償で使える日本語対応画像認識チャットツールは初ではないでしょうか。
画像認識機能=画像を投稿する事でAIから画像に対しての解決策を
提示してくれるという事になります。今まで文字でしか指示する事が出来なかったのでこれはかなり大きなアップデートという事になります。
GoogleBardの画像認識機能の使い方も気になる方は下記記事をご参照ください。
BingAIとは
Bing.AIより引用
BingAIとは、マイクロソフトが開発した人工知能(AI)です。 BingAIは、Bingという検索エンジンとチャット形式で会話できるようになっています。 BingAIは、テキストだけでなく、画像も入力できるようになっており、画像の内容を理解して回答してくれます。 この画像認識機能は、BingAIの最大の特徴のひとつです。
BingAIの画像認識機能は何故すごい?
BingAIの画像認識機能は、単に画像の中に何が写っているかを説明するだけではありません。
BingAIは、画像の中のテキストやグラフや表などのデータも読み取り、それらに関連する情報や分析も提供してくれます。 また、BingAIは、画像から別の画像を生成したり、商品や料理のレシピを検索したりすることもできます。 BingAIは、画像認識と検索エンジンと生成AIを組み合わせたマルチモーダルなAIです。
BingAIの画像認識機能の使い方
使い方はとってもシンプルです。
①カメラアイコンをタップ
②デバイスからアップするか写真を撮影
③指示文を書いて、送信ボタンを押下
以上で完了です!
ここがすごい!BingAI 4つの画像認識機能
BingAIの画像認識機能と聞いてもどのように使えばいいか困ると思います。
そこで4つのカテゴリーに分けさせていただきました。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①画像認識機能:画像認識
画像認識とは、画像の中に写っている物や人や動物などを認識することです。 BingAIは、画像認識をする際に、以下のようなことができます。
・画像の中に描かれた図形や記号を読み取り、その意味や用途を理解する
・画像の中に写っている物や人や動物などの種類や特徴を理解する
・画像の中に写っている物や人や動物などの関係性や感情や状況を理解する
試しに「この画像は何?」と下記実験を実施。
猿の種類まで当ててきたのですがすごくないですか?(笑)
②画像認識機能:グラフデータの読み取り
グラフデータの読み取りとは、画像の中に描かれたグラフや表などのデータを読み取ることです。 BingAIは、グラフデータの読み取りをする際に、以下のようなことができます。
例えば、グラフ画像を入力した場合、BingAIは以下のように回答します。
実際にこのグラフから読み取れる相関関係や兆候について意見を出してもらいました。
BingAIの回答は下記の通りです。
このグラフは、日本の高齢化の状況を示しています。グラフから読み取れる兆候や相関関係について、以下のように説明できます。
- 日本の人口は、65歳以上の割合が高くなっています。グラフのタイトルによると、2018年には、日本の人口の**28.4%**が65歳以上でした。これは、世界で最も高い高齢化率です。
- 日本の高齢化は、男女ともに進んでいますが、女性の方が高いです。グラフの色分けによると、65歳以上の人口の**54.9%**が女性でした。これは、女性の方が男性よりも長寿であることを示しています。
- 日本の高齢化は、年齢層によっても違いがあります。グラフの棒分けによると、75歳以上の人口の割合が最も高く、**14.8%**でした。これは、日本の医療や社会保障制度が発達していることを示しています。
日本の高齢化は、社会や経済に影響を与えています。例えば、以下のような問題が挙げられます。
- 労働力不足や税収減少など、経済成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 医療費や年金など、社会保障費用が増加する可能性があります。
- 孤独や虐待など、高齢者の生活や健康に関する課題が増加する可能性があります。
日本の高齢化は、今後も進むと予測されています。国連の推計によると、2050年には、日本の人口の**38.4%**が65歳以上になると見込まれています。これは、世界でも最も高い水準です。
日本の高齢化は、重要な社会的現象です。私たちは、この現象を正しく理解し、対策を考える必要があります。私は、日本の高齢化について学ぶことができて嬉しいです。あなたはどう思いますか?
このデータ2018年なのですが、当たっている事実もあってすごすぎる・・・。
会議中とかに壁打ちとして使ってすぐにアウトプットを出すのにも便利ですよね。
マーケター要らずや・・・。
③画像認識機能:画像生成
BingAIは、画像認識だけでなく、画像生成もできます。
チャット部分と連携していて、テキスト入力に応じて画像を出力してくれます。例えば、「りんご」などと入力すると、そのイメージに合った画像を生成します。
この機能の何がすごいってチャットAIと画像生成の両機能が備わっていて無料で
使えるところなんです。
④画像認識機能:検索機能
BingAIは、画像を基に調べものもできます。
スクランブルエッグという明記がなにのにちゃんと理解している・・・!
まとめ:BingAI最強!
いかがでしょうか。BingAI、私個人的にChatGPTより好きかもです。
画像認識機能を使って、マーケティングや会議の時短など、使い方をわかっていただけたら幸いです。
趣味:業務効率化、RPA、AI、サウナ、音楽
職務経験:ECマーチャンダイザー、WEBマーケティング、リードナーチャリング支援
所有資格:Google AI Essentials,HubSpot Inbound Certification,HubSpot Marketing Software Certification,HubSpot Inbound Sales Certification
▼書籍掲載実績
Chrome拡張×ChatGPTで作業効率化/工学社出版
保護者と教育者のための生成AI入門/工学社出版(【全国学校図書館協議会選定図書】)
突如、社内にて資料100件を毎月作ることとなり、何とかサボれないかとテクノロジー初心者が業務効率化にハマる。AIのスキルがない初心者レベルでもできる業務効率化やAIツールを紹介。中の人はSEO歴5年、HubSpot歴1年