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【爆効率】ChatGPTを就活に使う方法10選!実際バレる?就活生と企業の活用事例紹介!

AI就活

就活シーズンが年々早まる中、ChatGPTの活用法が注目を集めています。

文章生成や自然な対話が可能なChatGPTは、自己分析や志望動機作成、面接対策など、就活のさまざまな場面で役立つと期待されているのです。

当初はGPT-4が搭載されていましたが、2024年5月にGPT-4oが実装されたことで、ChatGPTの性能が大幅に向上しました。より自然な対話と高度な文章生成が可能になり、就活生にとってもChatGPTの活用価値が高まっています。

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一方で、ChatGPTの出力をそのまま提出するとAIっぽい文体からバレてしまう恐れもあります。企業の中には、ChatGPTの利用を禁止する動きも出てきています。しかしそれは果たしてバレるでしょうか?


本記事では、就活におけるChatGPTの使い方5選と、AIっぽい文章の特徴、企業の対策事情などを紹介します。ChatGPTを上手に活用して就活に役立てる方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

きょろ
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この記事はこんな人におすすめ

・ChatGPTで就活に活かせることを知りたい
・エントリーシートをChatGPTで作ったことがばれたら困るんだけどどうしよう

  1. ChatGPTを就活に活用するためにまずは登録しよう!
  2. ChatGPTを就活に使う前に知っておきたい基礎知識「プロンプト」
    1. プロンプトとは?
    2. プロンプトの具体例
  3. ChatGPTを就活に活用するメリット
    1. 様々な就活プロンプトがChatGPTで使える
    2. 自己分析のサポート
    3. エントリーシート(ES)や履歴書の作成支援
    4. 面接対策
    5. 企業研究
    6. コミュニケーションスキルの向上
    7. 上記が全てChatGPTだと無料
  4. ChatGPTを就活でうまく使うプロンプトを10個紹介!
    1. 1. 「なぜなぜ分析」で自己分析をする
    2. 2. ChatGPTでガクチカ・ES・自己PRを作る
    3. 3. ChatGPTに面接官になってもらう
    4. 4. ChatGPTでガクチカ・ES・自己PRを作る
    5. 5.ChatGPTで企業研究をする
    6. 6.ChatGPTでスケジュール管理をする
    7. 7.ChatGPTでストレスマネジメントをする
    8. 9.就職活動の疑問を解決するプロンプト
    9. 10.ビジネスメール作成のプロンプト
  5. 【ぶっちゃけ】学生のChatGPTの就活使用率について
    1. 約95%の学生が書類選考や面接対策で「ChatGPTが就活に役立った」と回答
  6. 無料でChatGPTのようなAIを取り入れた就活サービスを使う方法は?
  7. ChatGPTっぽいと思われる文章例
  8. 企業側はChatGPTの就活対策は?バレないの?
    1. AIであるかどうかの文章を見抜くツールも公開停止に・・・
  9. 企業も就職・採用活動にAI・ChatGPTを使い始めている
    1. VARIETASが提供する新サービス「AI面接官」の開始
    2. サービス概要と特徴
    3. 導入メリット
  10. ChatGPTの就活利用はバレる?
    1. ChatGPTの文章を就活にそのまま使うことはNG
    2. 【賢明な活用方法】
  11. 就活でChatGPTを使う時の注意点
    1. 個人情報・会社の機密情報の入力には注意する
    2. ChatGPTの回答に全面的に依存しない
    3. 倫理的な側面にも配慮する
    4. ChatGPTの出力内容に注意
    5. 有料サービスの活用
    6. プロンプトの工夫が重要
  12. ChatGPTを就活に使っている人の口コミ
  13. ChatGPTで就活を効率的に進めよう!

ChatGPTを就活に活用するためにまずは登録しよう!

ChatGPTには無料で登録が可能です。登録は以下の通りです。

・公式ウェブサイトにアクセスし、Sign up(新規登録)のリンクをクリック
※新規登録しなくても使えますが、履歴が残らないため登録しておきましょう。

・メールアドレスでの登録
Google/Microsoft/Appleアカウントを利用した登録

これで新規アカウントの作成完了です!スマートフォンアプリからも同様の手順で登録可能です。

きょろ
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しかしながら無料版だと、使用制限がすぐに来てしまいます。
AI就活ツールと併用して使うのがベストです。併用して使う方法は以下です。

AI就活ツールと併用して使う方法

ChatGPTを就活に使う前に知っておきたい基礎知識「プロンプト」

プロンプトとは?

プロンプトとは、ChatGPTに対して指示を出す文章のことです。適切なプロンプトを入力することで、ChatGPTは求められた内容の文章を生成してくれます。プロンプトの書き方次第で、ChatGPTの出力内容が大きく変わります。就活においては、以下のようなプロンプトを使うことで、効率的に作業を進められます。

プロンプトの具体例

  1. 履歴書の作成:
    • 「私の履歴書のテンプレートを作成してください。職歴には、株式会社Aでのマーケティングマネージャーとしての5年間の経験を含めてください。」
  2. 自己紹介文の作成:
    • 「就職面接で使う自己紹介文を作成してください。自分の強みはチームリーダーシップと問題解決能力です。」
  3. 職務経歴書の作成:
    • 「営業職向けの職務経歴書を作成してください。過去に達成した具体的な目標やプロジェクトの成功例を含めてください。」
  4. 模擬面接質問の作成:
    • 「技術職の面接でよく聞かれる質問と、その回答例を10個作成してください。」

ChatGPTを就活に活用するメリット

ChatGPTは就活に非常に多く活用されています。
その理由は以下の通りです。

様々な就活プロンプトがChatGPTで使える
自己分析のサポート
エントリーシート(ES)や履歴書の作成支援
面接対策
企業研究
コミュニケーションスキルの向上
・上記が全てChatGPTだと無料

様々な就活プロンプトがChatGPTで使える

ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OpenAI(オープンエーアイ)が開発したAIチャットツールです。プロンプトと呼ばれる指示文をテキストバーに入力すると、ChatGPTがその内容に基づいて自動的に回答します。

プロンプトとは、ChatGPTに対して指示や質問を入力する際のテキストのことです。例えば、「面接おけるChatGPTの使い方は?」と入力すると、それがプロンプトとなり、ChatGPTはそれに基づいて回答を生成します。

自己分析のサポート

就活では自己分析が重要です。ChatGPTは自己分析の質問に対する回答をサポートし、自己理解を深める手助けをします。例えば、自分の強みや弱み、価値観を明確にするためのアドバイスを提供します。

  • 質問と回答の対話形式:ChatGPTは、自己分析の質問に対する回答を対話形式で行うため、ユーザーは自分自身について深く考える機会を得ることができます。
  • 多角的な視点の提供:ChatGPTは、強みや弱みを多角的に捉え、ユーザーが見落としがちな側面についても指摘し、自己理解を深める手助けをします。
  • 具体的なエクササイズ:自己分析のための具体的なエクササイズやメソッドを提案し、体系的に自己分析を進めることができます。

例えば以下のような自身の性格や、やってきたことを踏まえて強みと弱みを作成することが可能です。

プロンプト例
今から僕になり切ってください。
学生時代は軽音学部で副部長をやっていました。特に合宿では合宿費の収集を期日内に終えられるように、LINEで定期的に発信をし、期日も仮期日にしておいて、遅延がないようにするなど工夫をこなしました。
大学は経済学部で行動経済について学んでいました。
そんな私の強みと弱みについて一言で面接官に伝えるとしたら何ですか?

強み
「私の強みは、組織運営とコミュニケーション能力です。軽音学部の副部長として、合宿費の収集をスムーズに行うために、定期的なリマインダーと仮期日設定を導入し、期限内にすべてのメンバーから費用を集めることに成功しました。」
弱み
「私の弱みは、完璧を求めすぎる傾向があることです。しかし、これにより計画やスケジュールを綿密に立て、期限を守るための工夫をすることができるという利点もあります。」

このように、あなたの経験を具体的に織り交ぜて説明すると、面接官に強い印象を与えることができるでしょう。

きょろ
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言語化や壁打ちとして充分な相手になると感じませんか?

エントリーシート(ES)や履歴書の作成支援

ChatGPTは、エントリーシートや履歴書の作成において、適切な表現や内容を提案します。これにより、自分の経験やスキルをより効果的にアピールすることができます。

  • 適切な表現の提案:具体的なエピソードや経験を魅力的に表現するための言い回しや構成を提案します。
  • 内容のチェックと修正:誤字脱字のチェックや、文法・スタイルの改善を行い、プロフェッショナルな印象を与える文章に仕上げます。
  • カスタマイズのアドバイス:応募する企業や職種に合わせた内容のカスタマイズ方法を教えてくれるため、よりターゲットに合った書類を作成することができます。

例えば以下のように人物像を伝えてあげることでエントリーシートのひな形を作ることが可能です。

以下をもとに新卒就活のエントリーシートのひな形を作ってください。
名前:山田 太郎
年齢:22歳
性別:男性
学歴:経済学部 行動経済学専攻
役職:軽音学部副部長

◆プロフィール
山田太郎さんは、大学で経済学部に所属し、特に行動経済学に興味を持って学んでいます。学業だけでなく、学生生活でも積極的に活動し、軽音学部では副部長を務めました。部活動では、組織運営とコミュニケーションのスキルを発揮し、特に合宿の際には合宿費の効率的な収集を担当しました。

◆性格・特長
責任感が強い:副部長として部員の管理やイベントの運営を率先して行い、責任を持って取り組む姿勢を見せます。
コミュニケーション能力が高い:LINEを活用して定期的に情報を発信し、メンバーとの連絡を密に行い、合宿費の遅延なく収集するための工夫を実践しました。
計画的:期日内に合宿費を集めるために、仮期日を設定し、計画的に行動することの重要性を理解しています。
協調性がある:部活動を通じて多くのメンバーと協力し、チームワークを大切にする姿勢を持っています。
分析力が高い:行動経済学の知識を活かし、部活動でもデータをもとにした効率的な運営を目指しました。

回答は以下の通りに。

名前:山田 太郎
年齢:22歳
性別:男性
学歴:○○大学 経済学部 行動経済学専攻

自己PR
私の強みは、組織運営とコミュニケーション能力にあります。大学では経済学部に所属し、特に行動経済学を専攻して学んできました。学業だけでなく、学生生活でも積極的に活動し、軽音学部では副部長を務めました。軽音学部の副部長として、メンバーの管理やイベントの運営を率先して行いました。特に合宿の際には、合宿費の効率的な収集を担当し、定期的にLINEで情報を発信することで、期日内に全員から費用を集めることに成功しました。仮期日を設定することで、遅延がないように工夫し、計画的に行動することの重要性を学びました。これらの経験から、責任感の強さや計画性、コミュニケーション能力を磨き、多くのメンバーと協力し、チームワークを大切にする姿勢を身につけました。また、行動経済学の知識を活かし、データに基づいた効率的な運営を目指すことで、分析力も高めました

志望動機
私が貴社を志望する理由は、貴社が提供するサービスが人々の生活や意思決定に大きな影響を与えることに魅力を感じたからです。大学で学んだ行動経済学の知識を活かし、消費者の行動や市場の動向を分析し、貴社の発展に貢献したいと考えています。また、貴社が重視するチームワークやコミュニケーションの重要性に共感し、私の組織運営やコミュニケーション能力が貴社のプロジェクトにおいて役立つと確信しています。軽音学部での経験を通じて培った計画性や責任感を活かし、貴社で新たな挑戦をしたいと強く願っています。

学生時代に力を入れたこと
私が学生時代に力を入れたことは、軽音学部での副部長としての活動です。部員全員が充実した音楽活動を行えるよう、イベントの企画や運営、メンバーのスケジュール調整を行いました。特に合宿の際には、費用の収集に関する課題がありましたが、定期的なリマインダーと仮期日設定を導入することで、全員から期日内に費用を集めることができました。この経験から、問題解決能力やリーダーシップを学び、計画的に行動することの重要性を再認識しました。また、LINEを活用した情報発信により、メンバーとのコミュニケーションを密にし、協力して目標を達成する喜びを感じました。

めちゃくちゃ便利ですよね。

面接対策

ChatGPTは、模擬面接を行うことで、就活生が面接の練習をする際のパートナーとなります。一般的な面接質問に対する回答の準備やフィードバックを提供し、面接の自信を高める手助けをします。

  • 模擬面接のシミュレーション:実際の面接のように質問を投げかけ、回答を練習する場を提供します。これにより、面接の流れや質問に慣れることができます。
  • フィードバックの提供:回答内容に対する具体的なフィードバックを提供し、改善点を明確にします。
  • 質問リストの作成:一般的な面接質問のリストを提供し、それぞれに対する模範回答や考え方を示します。

先述したエントリーシートをもとに模擬面接のシナリオを作ってもらいました。

これすごくないですか?(笑)

企業研究

志望企業に関する情報収集や業界のトレンドについて、ChatGPTが効率的に調べ、わかりやすくまとめてくれます。これにより、企業研究の時間を節約し、より深い知識を得ることができます。

  • 情報収集の効率化:インターネット上の膨大な情報を効率的に収集し、企業の概要や最新のニュースを簡潔にまとめてくれます。
  • 業界分析のサポート:志望企業が属する業界全体のトレンドや競合他社の動向を調査し、包括的な視点を提供します。
  • 深掘りのアドバイス:企業のビジョンやミッション、社風について深掘りするための具体的な質問やアプローチ方法を教えてくれます。

コミュニケーションスキルの向上

ChatGPTとの対話を通じて、言葉遣いや表現力を磨くことができます。特に、ビジネスシーンで必要とされるコミュニケーションスキルの向上に役立ちます。

  • 対話の練習:ChatGPTとの対話を通じて、言葉遣いや表現力を実践的に練習することができます。
  • ビジネスライティングの改善:メールやビジネス文書の作成において、適切なトーンやフォーマットを提案し、プロフェッショナルな文章を作成するスキルを向上させます。
  • フィードバックの提供:実際のコミュニケーション場面での発言や書き方に対するフィードバックを提供し、具体的な改善点を示します。

上記が全てChatGPTだと無料

2024年5月にChatGPTのほとんどの機能が無料で利用できるようになりました。
上記が無料でできるのはもう今の就活生にとっては夢のようです。

きょろ
きょろ

しかしながら気を付けないといけないことはChatGPTの使用回数に制限があることです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
正直、有料版でも月3,000円程度しかかからないので就活が終わるまでは親に出してもらうなどしても全然将来リターンが返ってくるものだと感じています。

【最新】ChatGPTの無料版がパワーアップ!有料版との違いは?機能別に解説

ChatGPTを就活でうまく使うプロンプトを10個紹介!

1. 「なぜなぜ分析」で自己分析をする

ChatGPTに自分の経歴や志向を話すと、客観的な自己分析や適性の見立てをしてくれます。自分では気づきにくい長所や短所、強みや改善点を指摘してくれるので、自己PRの参考になります。

具体的には、「私はこういった経歴やスキルを持っていて、こういった志向性があります。自己分析と就活での強みや伸びしろを知りたいので常になぜを掛詞にしてください」といったプロンプトを入力します。ChatGPTならば、それらの情報から的確な分析と助言をしてくれるでしょう。

「なぜなぜ分析」とは、問題解決や改善を目的とした原因追究の方法の一つです。この手法では、問題が発生した理由を問い、さらにその理由に対して「なぜ?」と繰り返し質問することで、根本的な原因を明らかにします。問題の背後にある真の原因を見つけ出すために、原因を何度も掘り下げていくプロセスが特徴です。

「私の強みは、責任感が強く、計画的に物事を進める能力です。また、コミュニケーション能力が高く、メンバーとの連携を大切にする姿勢を持っています。これにより、チームとしての目標達成に向けて積極的に行動することができます。一方、私の弱みは完璧を求めすぎる傾向があることです。しかし、この弱みを克服するために、柔軟な思考を持つことを心掛け、計画を立てる際には余裕を持たせるようにしています。自己分析と就活での強みや伸びしろを知りたいので常になぜを掛詞にして面接をしてください」

以下のような流れでどういう回答をすべきかなどが非常に参考になります。

きょろ
きょろ

中途も新卒就活もそうですが、面接では肩書よりも「なぜそういう行動に至ったのか」を適切に端的に話せるかを見ています。

2. ChatGPTでガクチカ・ES・自己PRを作る

ガクチカ(学生証明書)、エントリーシート(ES)、自己PRなどの文章を、ChatGPTに生成させることができます。キーワードや要件、字数制限などを入力すれば、それに沿った文章を瞬時に作成してくれます。

例えば「新卒で○○業界に興味があり、○○のようなスキルを持っている。400字以内で自己PRを書いてほしい」といったプロンプトを与えれば、的確な自己PRを生成してくれます。生成された文章をベースに自分でブラッシュアップすれば、質の高い自己PRが作成できます。

「新卒でサイバーエージェントなどのWEB広告業界に興味があり、SNS広告でのインターン経験スキルを持っている。400字以内で自己PRを書いてほしい」

以下のような案を出してくれました。

きょろ
きょろ

ChatGPTによる回答はあくまで参考にしたり、「自分と重なっているか」という視点で取り入れることが大事です。嘘は必ずばれます。相手は社会人でビジネス戦闘力が高いため、斜め上から深堀するような質問がひっきりなしに飛んできます。

例えば「広告効果のROIはどれぐらいでしたか?その計算式は?またどんな案件で、企業規模や先方の体制はどのようなものでしたか?」などと聞かれた際に即時に答えられるでしょうか。

背伸びをせずに、自分のありのままを伝えられるよう言語化してもらうことにChatGPTは使うべきです。

エントリーシートにも期日があります。ChatGPTを活用すれば、以下のようなプロンプトで効率的にエントリーシート作成ができます。

## 指示書
あなたはエントリーシートの自己PRを作成するために、以下の条件に従って文章を作成してください。

### 条件
1. 私は○○大学で○○を専攻し、○○の研究に従事していました。
2. 卒業研究では○○について研究し、○○という成果を出すことができました。
3. この経験から、○○の能力や○○への関心が高まりました。

### 作成条件
1. 問題解決能力を強調すること
2. 主体性を強調すること
3. チームワーク力を強調すること

### 出力条件
1. 文字数:200文字以内
2. 出力数:2個(見出し付き)

【回答例】

自己PR1: 問題解決能力を活かした成果

○○大学で○○を専攻し、○○の研究に従事していました。卒業研究では○○について研究し、○○という成果を出すことができました。この経験から、問題解決能力や主体性が高まり、チームと協力して課題に取り組む力が身につきました。

自己PR2: 主体性とチームワーク力の発揮

○○大学で○○を専攻し、○○の研究に従事していました。卒業研究では○○について研究し、○○という成果を出すことができました。この経験を通じて、主体的に行動する力や、チームワーク力を強化し、問題解決に取り組む能力が向上しました。

3. ChatGPTに面接官になってもらう

ChatGPTを面接官に見立て、質問を投げかけると、人物像に合わせた回答をしてくれます。面接の予行練習として活用できます。

例えば「あなたは○○企業の面接官です。私の志望動機と長所を聞いてください」といったプロンプトを入力すれば、ChatGPTがその企業の面接官になりすまして質問をしてきます。

実際の面接さながらの対話ができ、緊張感を持って対策ができます。

あなたはソフトバンク企業の面接官です。状況は最終面接です。私の志望動機と長所を聞いてください

面接対策は就活で最も重要な部分の1つです。ChatGPTを活用すれば、以下のようなプロンプトでも模擬面接の練習ができます。

## 指示書
あなたは30年間の人事経験がある優秀なベテラン人事担当者で、採用面接を担当しています。以下の条件に従って、就職の候補者である私と模擬面接をしてください。

### 前提条件
1. あなたは面接官、私は候補者です。
2. 採用面接の面接練習をあなたと私で実施します。

### あなた(面接官)の発言条件
1. 文字数:50文字以内の文章にしてください。
2. 質問の仕方:候補者の回答内容を掘り下げたり、追加の質問や話題を変えたりしてください。
3. 質問数:質問は1回につき1つのみです。
4. 発言:あなたの質問に対する私の回答の入力が終わってから発言してください。
5. 採点とフィードバック:私が「採点とフィードバック」と入力したら、面接内容を100点満点で何点か採点し、改善すべきポイントをフィードバックしてください。

### 私(候補者)の設定
1. 志望職種:IT企業のプロジェクトマネージャー

以下のように会話が開始されます。

回答例

模擬面接開始
面接官: 志望動機を教えてください。

候補者: (ここにあなたの回答を入力してください)

もともと情報系の学部にいて、御社の製品に触れたことがきっかけで、もっとこのサービスを世界に届けたいと感じ志望しました。
ChatGPT
面接官: 御社の製品に触れた具体的な経験を教えてください。

はい、大学3年の夏、ERPパッケージについて考える授業を受けた時です。
ChatGPT
面接官: その授業でどのように御社の製品に触れましたか?

4. ChatGPTでガクチカ・ES・自己PRを作る

文字数や項目数を指定して、ChatGPTに要約や箇条書きの文章を生成させることができます。字数制限のあるガクチカやESに役立ちます。

例えば「400字以内で自己PRをまとめてほしい」「志望動機を5つの項目で説明してほしい」といったプロンプトを与えれば、その条件に合わせた文章を生成してくれます。

字数や項目数を守りつつ、要点をまとめられるのが大きな利点です。

サイバーエージェントの志望理由を5つ考えてください。

きょろ
きょろ

ChatGPTは嘘をつく可能性があるので必ずファクトチェック(事実確認)は必要です。

自己PRは企業に自分をアピールする重要な機会です。ChatGPTに以下のようなプロンプトを出せば、応募企業に合わせた自己PRを作成してくれます。

【プロンプト例】

## 指示書 応募企業の採用担当者が合格させたくなるような履歴書の自己PRを作成してください。 ### 作成条件 1. 文字数:200文字 2. 出力数:2個(見出し付き) ### 志望先の条件 1. 応募元:製薬会社 2. 希望職種:研究開発 ### 候補者の条件 1. 専攻や学部:経済学部 2. 候補者の強み:データ分析力に優れている、大学でのプロジェクトでチームリーダーを務めた経験がある

回答例

自己PR1: データ分析力を活かした研究力

経済学部で培ったデータ分析力を活かし、研究開発職として製薬会社に貢献します。大学でのプロジェクトでチームリーダーを務めた経験を基に、複雑なデータ解析にも柔軟に対応し、革新的な製品開発に取り組むことができます。

自己PR2: プロジェクトリーダー経験を活かした研究開発

経済学の知識と大学でのプロジェクトリーダーとしての経験を活かし、製薬会社の研究開発職で活躍したいと考えています。データ分析力を駆使して研究課題に取り組み、新しい医薬品の開発に貢献します。

5.ChatGPTで企業研究をする

志望企業について詳しく知りたい場合、ChatGPTに企業の概要や最新のニュースを尋ねることができます。
例えば、「○○企業の最近のニュースを教えてください」と入力すれば、最新の情報を元に企業研究を進めることができます。業界動向や企業のビジョン、ミッションについての情報も収集できます。

「トヨタの最近のAI活用事情についてニュースを教えてください」

回答してくれました。もちろんこちらもファクトチェックは必須です。

6.ChatGPTでスケジュール管理をする

就活のスケジュールを効率的に管理するために、ChatGPTにタスク管理やリマインダーの設定を依頼することができます。
例えば、「今週の面接スケジュールを管理してほしい」「エントリーシートの提出期限をリマインドしてほしい」といったプロンプトを入力すれば、ChatGPTがスケジュールを管理し、重要なタスクを忘れずに実行できます。

きょろ
きょろ

memory機能を使うことでタスクを覚えさせることが可能です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

7.ChatGPTでストレスマネジメントをする

就活中のストレスを軽減するために、リラクゼーション方法やメンタルヘルスケアについてのアドバイスをChatGPTに求めることができます。
例えば、「就活のストレスを軽減する方法を教えてください」と入力すれば、リラクゼーションのテクニックやメンタルヘルスに役立つアドバイスを提供してくれます。

ChatGPTはブラウジング機能(検索機能)があります。
URLを与えてあげて例えば「URLをもとに志望理由を作成してください。」と伝えると企業の情報に卒て志望理由を作成してくれます。

以下のURLはサイバーエージェントのゲーム事業について綴られています。
https://www.cyberagent.co.jp/ir/superiority/game/
サイバーエージェントの強味に基づいて志望理由を作成してください。

素直にChatGPTに面接させたいぐらいです。

応募書類や面接で採用を左右する志望動機の素案も、志望先の企業情報や自身の経験やスキル、学歴などの情報をプロンプトに含めることで自動生成できます。

【プロンプト例】

# 指示書
就職活動で応募元の採用担当者が履歴書を通過させたくなるような志望動機を作成してください。

# 条件
1. 文字数:200文字
2. 出力数:2個
3. 応募元:金融業界のリスク管理部門
4. 希望職種:アナリスト
5. 専攻や学部:経済学部
6. 応募者の強み:経済データ分析の知識と金融リスク評価の経験が2年ある

### 【回答例】

**応募動機1**: 経済学の知識と2年の金融リスク評価経験を活かし、金融業界のリスク管理部門で貢献したい。アナリストとしてデータ分析力を発揮し、精緻なリスク評価を提供します。

**応募動機2**: 経済学部での学びを基に、金融リスクのプロセスを深く理解。データ分析力と経験で、金融業界におけるリスク管理の新たな展開を担いたい。アナリストとして専門知識を生かし、堅実なリスク管理を実現します。

回答例

志望動機

応募動機1:
経済学部で培った知識と2年間の金融リスク評価経験を基に、貴社のリスク管理部門でアナリストとして貢献したいと考えています。経済データの分析力を駆使し、正確なリスク評価を行い、貴社のリスク管理体制の強化に寄与することを目指しています。

応募動機2:
経済学部での学びと2年間の金融リスク評価の経験を活かし、貴社のリスク管理部門でアナリストとして働きたいと考えています。経済データの分析力を駆使して、精度の高いリスク評価を提供し、貴社のリスク管理体制の向上に貢献します。

あくまで、この技は参考にするまでにしておきましょう。
大事なのは自分もこういった志望理由と当てはまっていないか、もっと良い伝え方はないかと思考することです。もう一度言いますが必ず嘘はバレます。

9.就職活動の疑問を解決するプロンプト

就活では様々な疑問が出てきます。ChatGPTにそれらの疑問を投げかけることで、的確なアドバイスを得られます。例えば以下のようなプロンプトを使えば、就活に関する一般的な質問に答えてくれます。

## 指示書
あなたは経験豊富な人事担当者で、新卒採用の担当者です。以下の条件に従いながら、質問に回答してください。

### 条件
1. あなたは採用担当者で、私は新卒の応募者です。
2. 応募者はテック系人材会社の営業職に応募しています。

### 質問内容
1. 営業としての就職で求められることを5つ教えてください。
2. 志望動機の作成ポイントを3つ教えてください。
3. 面接で自己PRをする際の注意点を3つ教えてください。 

ChatGPTによる回答例

営業としての就職で求められること

  1. コミュニケーション能力:
    営業職では、クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションが不可欠です。顧客のニーズを正確に把握し、適切な提案を行う能力が求められます。
  2. 問題解決能力:
    クライアントの課題を理解し、それを解決するためのソリューションを提供する能力が重要です。創造的かつ柔軟な思考が求められます。
  3. 目標達成意欲:
    営業職では、売上目標やKPIの達成が求められます。高い目標意識を持ち、自ら進んで行動できる意欲が必要です。
  4. 関係構築力:
    長期的な信頼関係を築くことが重要です。信頼されるパートナーとして、顧客との関係を深める能力が求められます。
  5. 製品知識と市場理解:
    自社製品やサービスについて深く理解し、顧客に対して価値を提供できる知識が必要です。また、市場動向や競合他社の情報を把握することも重要です。

    志望動機の作成ポイント
  6. 企業への共感:
    応募先企業の理念やビジョンに共感し、それが自分の価値観と合致していることを示すことが大切です。具体的なエピソードを交えて共感ポイントを伝えると良いでしょう。
  7. 具体的な目標:
    応募先企業で成し遂げたい具体的な目標やビジョンを明確にし、それを達成するための計画や意欲を示すことが求められます。
  8. 自分の強みと貢献:
    自分の強みやスキルを活かして、企業にどのように貢献できるかを具体的に述べることが重要です。過去の経験を通じて、自分の価値を証明しましょう。

    面接で自己PRをする際の注意点
  9. 簡潔で具体的な話し方:
    長々と話すのではなく、要点を簡潔にまとめることが大切です。具体的なエピソードや実績を交えて話すと、説得力が増します。
  10. 相手の関心を引く内容:
    自分の強みや実績が、応募先企業やポジションにどう関連するのかを明確に示すことが重要です。企業のニーズにマッチするポイントを強調しましょう。
  11. 自信を持って話す:
    自信を持って話すことは、信頼感を与える重要な要素です。姿勢や声のトーンに気を配り、誠実かつポジティブな態度で自己PRを行いましょう。

これらのポイントを踏まえて、しっかりと準備を進め、自分の強みを最大限にアピールできるよう頑張ってください。

10.ビジネスメール作成のプロンプト

メールの返信も就職活動に重要です。以下のようなプロンプトをお願いすることで自動で作成してくれます。

## 指示書

以下の要件に従って、就職採用試験への応募メールを作成してください。

### 作成要件
1. **目的**: 就職採用試験への応募
2. **応募者の氏名**: 候補者
3. **応募企業名**: ○○株式会社
4. **メールの送付先**: ○○株式会社人事部採用担当
5. **求人情報の確認元**: 就職サイトの求人ページ{URL}
6. **添付ファイル**: ファイル名(履歴書) or ファイル名(職務経歴書)

【メール例】

件名: 就職採用試験応募の件

○○株式会社 人事部 採用担当者様

はじめまして。○○大学の候補者と申します。

就職サイトAの求人ページにて貴社の募集情報を拝見し、応募いたしました。添付ファイルとして、履歴書と職務経歴書を送付いたしますので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。

貴社の理念に深く共感しており、貴社での勤務を強く希望しております。何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

候補者
[連絡先]

【ぶっちゃけ】学生のChatGPTの就活使用率について

株式会社アローリンクより引用

株式会社アローリンクは「AI就活サポたくん」利用者を対象にAIと就活に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。

調査結果によると、就活生の71.6%がChatGPTを活用しており、そのうち81.1%が「便利」と評価しています。特に、エントリーシートの作成や添削においてChatGPTが大いに役立っていることが分かりました。さらに、ChatGPTが提供するフィードバック機能も好評で、自己PRの向上や改善点の特定に役立っています。

約95%の学生が書類選考や面接対策で「ChatGPTが就活に役立った」と回答

doda発の新卒オファーサービス「doda キャンパス」は、大学3、4 年生を対象に、就活における「ChatGPT(生成 AI サービス)」(以下、ChatGTP)の活用実態を調査しました。

dodaより引用

特にChatGPTが使われた場面は以下の通りです。

  • 具体的活用場面: 企業の志望動機作成(63.6%)
  • 活用理由: 時間短縮(企業分析・ES作成: 60%、キャリア・自己分析: 45.8%)、話題性・興味(43.3%)
dodaより引用

「ChatGPT」を利用した学生が感じたメリットの第1位は「自分では思いつかない気づきが得られた」(77.5%)でした。第2位は「時間短縮できた(企業分析やエントリーシート作成などの作業時間)」(61.7%)、第3位は「時間短縮できた(キャリアや自己分析の整理)」(40.8%)となり、多くの学生が期待通りの効果を得られたことが分かりました。

現代の学生がテクノロジーに慣れ親しんでおり、ChatGPTやデジタルツールを積極的に取り入れていることを反映しています。就活生のほとんどがChatGPTを取り入れていることから逆に取り入れない手はありません。

無料でChatGPTのようなAIを取り入れた就活サービスを使う方法は?

どうしてもお金が出せない学生も多いと思います。実際に月3,000円×6か月~12か月でみると、36,000円近くかかるのは痛手です。先に紹介したようなエントリーシートの作成はもちろん、そのまま大手からベンチャーまでAIがマッチングさせるサービスも存在します。


BLITZCAREERは、AI技術を駆使して新卒学生と企業のマッチングを最適化する、次世代のスカウトサービスです。このサービスは、学生と企業のビジョン共感を重視し、ミスマッチのない就職活動の実現を目指しています。特徴は以下の通りです。

特徴1: 業界最多のプロフィール項目
BLITZCAREERは、50項目以上のプロフィールを用意し、AIが適切な企業とのマッチングを支援します。プロフィールが充実するほど、企業からのスカウトが増えます。

特徴2: チャットによるスムーズなコミュニケーション
企業とはチャット機能で直接やり取りが可能で、メールよりも効率的に関係を築けます。

特徴3: 就活準備から内定まで一貫サポート
自己分析機能や就活ニュース、掲示板などを活用し、就活の全過程をサポートします。

また以下のような機能も備えており、ChatGPTに課金しなくても充分にAI就活を進めることが可能です。

・AI面接シュミレーター
・AIプロフィール添削
・質問に答えてプロフィール作成
・キーワードで自己PR作成
・面接回答集を自動作成
・プロフィール評価
・改善提案

ChatGPTっぽいと思われる文章例

よくChatGPTっぽいと言われるのはどんな文章でしょうか?いくつか例を挙げてみました。

例1: 「大学時代、私は複数のプロジェクトに参加し、チームリーダーとしての役割を果たしました。特に、最終学年のプロジェクトでは、データ分析を駆使して市場調査を行い、効果的なマーケティング戦略を提案しました。これにより、チームの目標達成に大きく貢献しました。」

  • 理由: 具体的な経験を述べているが、全体的に定型的で感情や個性が感じられず、ChatGPTが生成したように感じられる。

例2: 「私は、大学のサークル活動でイベントの企画運営を担当しました。特に、大規模なイベントでは、スケジュール管理とリソースの最適化に注力し、結果としてイベントは大成功を収めました。この経験を通じて、計画力と実行力を磨くことができました。」

  • 理由: 具体的なエピソードが含まれているが、言葉遣いが形式的であり、ChatGPTが生成した文章のように感じられる。

これらの文章は、一般的なフレーズや構造が多く使われ、具体性や個人の感情が欠けているため、ChatGPTが生成した文章のように感じられることが理由です。例えば以下のような具体性を持つことでグンとChatGPTっぽさがなくなります。

例1: 「大学時代にサイバーエージェントのインターンシップ『データサイエンス・プログラム』に参加しました。ソーシャルメディア市場の調査プロジェクトでリーダーを務め、1,000件以上のデータを分析してユーザー行動を特定しました。その結果、ユーザー数を月間20%向上させるマーケティング戦略を提案できました。この経験を通じて、データに基づいた意思決定とリーダーシップを学びました。」

例2: 「大学時代、サイバーエージェントの『マーケティング・イノベーション・インターンシップ』で、大規模なデジタルマーケティングイベントの企画運営を担当しました。500人以上の参加者を迎え、20以上のセッションを管理する中で、参加率を15%向上させることができました。この経験から、計画力とチームワークの重要性を実感しました。」

これらの文章は、具体的なエピソードや数値を交えつつ、個性と感情を表現しているため、AI生成ではなく自然な人間の体験として伝わるものです。

企業側はChatGPTの就活対策は?バレないの?

昨今、AI技術の進化により、ChatGPTなどの対話型AIアシスタントが注目を集めています。就職活動では、面接対策や書類作成にChatGPTを活用する学生も少なくありません。しかし、その一方で「ChatGPTを使っていることがバレたら不利になるのでは」と不安視する声もあります。

結論としては対策をしている企業はないと言っていいです。

OpenAI社が2022年11月に公開したChatGPTは、2か月で世界のユーザー数が1億人に達しました。日本からのアクセスは4月中旬に1日746万回に達し、米国、インドに次ぐ3位です。野村総合研究所の調査では、61.3%がChatGPTを認知し、12.1%が利用経験があります。特に男性10代~30代の利用率は20%を超え、教育関係者の利用率も高いです。利用者の9割近くが継続利用を希望しており、肯定的な意見が多数です。

NRIより引用
きょろ
きょろ

全体で12%という数値はまだまだ低いです。
使ったことがあるレベルの方が面接で見抜くために、対策を取っているかというと・・・
まだまだ難しい現状があります。

AIであるかどうかの文章を見抜くツールも公開停止に・・・

実はOpenAIから、テキストが人間によるものかAIによるものかを判定する無料ツールとして「AI分類機」が公開されていました。英語テキストのテストでは、AI生成テキストの26%を正しく識別し、9%の確率で人間のテキストを誤ってAI生成と判断しました。

しかし「精度が低いため」OpenAIは現在そのツールを公開停止としています。精度向上のためフィードバックを収集し、改善後に再公開する可能性があります。また、オーディオやビジュアルコンテンツのAI生成判定メカニズムの開発にも取り組んでいます。

きょろ
きょろ

企業の面接官もChatGPTっぽいからエントリーシートを落とす、などという倫理的に問題のある行動をするとは思えません。
逆にいうとエントリーシートの段階で優秀な学生を見抜くことがより困難になりつつあるという課題でもあります。

企業も就職・採用活動にAI・ChatGPTを使い始めている

VARIETASが提供する新サービス「AI面接官」の開始

YOUTUBEより引用

スタートアップ企業VARIETASは、2024年5月21日、新卒採用における書類選考から一次面接までのプロセスを、生成AIを利用した「AI面接官」によって代替する新サービスを開始しました。このサービスにより、企業は採用プロセスのコストを大幅に削減し、効率的かつ公正な選考を実現することが可能になります。

サービス概要と特徴

VARIETASより引用

「AI面接官」は、応募者が提出するエントリーシート(ES)の内容を基に、AIが書類選考評価、一次面接実施、面接評価を行います。約1時間の面接で、新卒採用で一般企業が評価する30の評価項目を、それぞれ5段階で評価するマルチアングル面接が可能です。評価項目は企業ごとにカスタマイズ可能で、適性だけでなく実力を把握することができます。

導入メリット

「AI面接官」を導入することで、企業は書類選考から一次面接終了までのプロセスを約97%効率化できます。これにより、ES評価や一次面接の実施、評価にかかるコストを削減し、従来のリソースを大幅に節約できます。結果として、採用の質とスピードを向上させ、経営資源をより重要な業務に集中させることが可能です。

きょろ
きょろ

企業の活用自体もどんどん活性化していきますから、ChatGPTを就活に活用することに後ろめたくある必要はないですね。

ChatGPTの就活利用はバレる?

ChatGPTの文章を就活にそのまま使うことはNG

面接対策では、ChatGPTにさまざまな質問を投げかけ、回答を参考にすることができます。しかし、生成された回答をそのまま使うと、不自然な文章や一貫性のなさから、ChatGPTを使用していると”バレる”可能性があります。

具体的にはこのようなケースが考えられます。

【志望動機が不自然】 「貴社の企業理念に共感し、将来は○○分野で活躍したい」といった抽象的で前置き的な文章は、ChatGPTに生成を依頼しやすい志望動機の定型文となります。しかし、それを丸々使うと、後半の具体性に欠ける部分でAIっぽさが露呈します。 「私は○○の研究会に所属し、××の課題に取り組んだ経験から、貴社の製品開発に貢献できると確信しています」など、具体例を盛り込まないと不自然さが際立ちます。

【矛盾したエピソード】 ChatGPTに「留学した経験について書いて」と命じ、出力された回答をそのまま使うと、後に「あなたは留学経験がありますか?」と聞かれた際、自分の実体験とエピソードが噛み合わず、矛盾が生じてしまう恐れがあります。

きょろ
きょろ

仮にエントリーシートで怪しいけど通した場合、面接官が面接で「あえて」かなり深堀をしてくるケースも考えられます。不信がられる使い方はやめましょう。

【賢明な活用方法】

ChatGPTの出力はあくまで参考程度に留める必要があります。出力結果を手がかりとしつつ、自身の経験やエピソードを加えて言い換えを行い、主体性のある文章に仕上げることが重要です。実際に言語化にはかなり役立つのも事実です。

面接では、ChatGPTで事前に質問の意図を確認し、キーワードを押さえておく一方で、回答自体は自身の言葉で組み立てましょう。質疑応答の場で、引用するだけでは即座にChatGPTを就活に使用しているなと気付かれてバレます。

就活でChatGPTを使う時の注意点

個人情報・会社の機密情報の入力には注意する

ChatGPTに個人情報や機密情報を入力すると、その情報がOpenAIのサーバーに残る可能性があります。プライバシーに関わる重要な情報は入力しないよう注意しましょう。

ChatGPTの回答に全面的に依存しない

ChatGPTの回答は参考程度に留め、自分で考えを深める必要があります。ChatGPTの知識には限界があり、時に誤りを含む可能性もあるためです。自分の経験や知識を活かしながら、ChatGPTを補助的に活用することが賢明です。

きょろ
きょろ

入社後に能力がないとばれることは多々あります。
かならず背伸びせずに就活を進めましょう。

倫理的な側面にも配慮する

ChatGPTの出力を自分のものとして提出することには、倫理的な問題が指摘されることもあります。剽窃に当たるのではないかという懸念です。そのため、ChatGPTの出力を参考にしつつも、自分の言葉で書き直し、自分の経験や考えを加えることが重要です。ChatGPTは補助的なツールとして活用し、最終的な文章は自分で作り上げる必要があります。

ChatGPTの出力内容に注意

ChatGPTの出力内容は100%正しいわけではないので、常にファクトチェックが必要です。特に以下の点に注意しましょう。

  • 最新の求人情報や企業の詳細は反映されていない可能性がある
  • 専門的で高度な内容は不正確な部分がある
  • 倫理的に問題のある発言をする場合がある

このため、ChatGPTの出力を鵜呑みにせず、自分で確認を行うことが大切です。また、倫理的に問題のある発言があれば、プロンプトを修正する必要があります。

きょろ
きょろ

ChatGPTのプロンプトをしっかり勉強したい場合、以下の記事をご覧ください。
1冊1,000~3,000円ほどで勉強できます。内定後にもChatGPTを使う機会は多くなります。

買っておいて損はないでしょう。

有料サービスの活用

ChatGPTは無料で使えますが、アクセス集中時には使えない場合があります。その際は、有料の類似AIサービスを利用するのも一つの選択肢です。例えば、Anthropic社のClaude、OpenAIのChatGPT Plusなどがあります。有料ではありますが、より高度な自然言語処理が可能で、安定したサービスが期待できます。

プロンプトの工夫が重要

ChatGPTの出力内容は、プロンプトの書き方次第で大きく変わります。適切なプロンプトを用意することが、質の高い出力を得るためのカギとなります。例えば、以下のようなプロンプトでは、的確な出力は期待できません。

就活の自己PRを書いてください

これに対し、以下のようなプロンプトなら、求める内容の出力が期待できます。

私は機械工学を専攻し、大学時代から3Dプリンターの研究に携わってきました。
卒業研究では、新しい3Dプリンター造形方式を考案し、実際に試作機を製作しました。
この経験から、モノづくりの面白さと難しさを実感しています。

上記の経歴を踏まえ、製造業の〇〇株式会社に応募する場合の自己PRを作成してください。

このように、求職者の経歴や志望動機、応募先企業の情報などを具体的に盛り込むことで、的確な出力を引き出せます。プロンプトの工夫が何より重要なのです。

きょろ
きょろ

プロンプトにもルールがあります。
プロンプトエンジニアリングガイドが参考になりますので以下の記事をご覧ください。

ChatGPTを就活に使っている人の口コミ

実際にChatGPTを就活に活用している就活生はどう感じているのか口コミを共有します。

ChatGPTはすごいんです。

使いこなせる人とそうでない人で大きな違いがある模様

AIを活用した自己PRの書き方なども教えてくれる以下のAI就活サービスと併用することがおすすめです。

ChatGPTで就活を効率的に進めよう!

ChatGPTを活用することで、就活を効率的に進めることができます。以下にChatGPTを活用した就活の具体的なメリットをまとめました。

  1. 企業研究の効率化
    • ChatGPTを使って企業の情報を収集・要約できる
    • 関心のある企業の最新情報を素早く把握できる
  2. 自己PRやエントリーシートの質の向上
    • ChatGPTに条件を指定して自己PRやエントリーシートを生成してもらえる
    • ChatGPTに添削してもらい、文章をブラッシュアップできる
  3. 面接対策が効率的にできる
    • ChatGPTを面接官に見立ててモックインタビューの練習ができる
    • 面接での適切な回答例をAIに生成してもらえる
  4. 最新の就活動向を素早く把握できる
    • ChatGPTに就活に関する記事を要約・解説してもらえる
    • 就活の新しいトレンドや手法をAIが教えてくれる

ChatGPTは就活における強力な支援ツールとなり得ます。ただし、ChatGPTの出力を鵜呑みにせず、自分で内容を吟味し、自分の経験や考えを加えることが大切です。ChatGPTとうまく連携しながら、効率的で質の高い就活を目指しましょう。AI就活ツールまとめは以下の記事からご覧ください。

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